車のオーディオは査定額にどれくらい影響を与えるのでしょうか?
車の買い替えにあたって、いまのオーディオをどうするかは悩みどころですよね。
オーディオにこだわりを持っている人にとって、新しい車に付け替えるか、むずかしい判断が迫られます。
オーディオが付いた車は査定額が高くなるのでしょうか?
そして、もし付け替える場合にはどういった方法があるのでしょうか?くわしく解説します。
オーディオを付けたまま売れば査定額は上がる?
もしオーディオを付け替えることなく、そのまま売ろうとした場合に、車の査定額はアップするのでしょうか?
結論としては、カーオディオが付いていても査定額が大きく上がることはありません。
中古車買取店がカーオーディオをためらう理由
なぜなら、オーディオはあくまでのアクセサリーの一部と考えられているため、大幅な査定アップは見込めないからです。
オーディオの程度にもよりますが、多くのケースでは大型のスピーカーが積まれていたりします。
こうした車は好き嫌いが分かれやすいため、中古車買取店としても積極的には買い取れないのです。
ただし、最新のオーディオ機器であれば強みがあるので多少は買取額がアップするかもしれません。
純正のほうが高く評価される傾向にある
また、車のアクセサリーは純正か非純正かによっても価格が変わってきます。
中古車市場では純正の方が高く評価される傾向にあるので、あとから取り付けたオーディオはどんなに高性能であっても高くは買い取ってもらえない可能性があります。
非純正オーディオを取り付けている場合は取り外して査定に出したほうが、結果的にお得になるケースも多いです。
取り外す場合にはオーディオを付け替える手間がかかりますが、次の車に付け替えることでこだわりのオーディオをそのまま維持できます。
ちなみに、本来付いている標準のオーディオが付いていないと減額の対象になるので注意しましょう。
かなり面倒な作業にはなりますが、もし純正のオーディオが残っているなら取り付けて査定に出すことをおすすめします。
また、取り外しの際に内装にキズがついてしまったりすると査定で減額の対象になります。オーディオの付け外しには十分注意しましょう。
オーディオを付け替えるにはどんな方法がある?
1つの選択肢として、いま乗っている車のオーディオを取り外して、次の車に付け替える方法があります。
オーディオの種類によって作業工程は異なりますが、基本的には以下のような流れになります。
- ① オーディオまわりのパネルを外す
- ② ネジを緩めて、本体を外す
- ③ 端子に注意して配線を外す
- ④ 新しいオーディオの配線を組み直す
- ⑤ パネル・ネジを留める
工程だけを見ると簡単そうですが、言うまでもなく配線やネジの種類をきちんと把握しなければなりません。
また、バッテリーの扱いを誤るとショートを起こす危険性があり、感電もしくは車に不具合が発生することがあります。
こういったリスクを考えると、自分でオーディオを付け替えるのはハードルが高く、手慣れた人でないと難しいでしょう。
現実的には販売店やカー用品店に取り付けを依頼することになるでしょう。
専門業者に依頼をすると、工賃は5000〜1万円が相場です。
オーディオや車の種類によって料金は異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。
オーディオも年数経過で査定額が下がる
車と同じように、オーディオ機器も毎年のように新製品が出ます。
そのため、いま最新のオーディオで査定が高くついたとしても年数が経過すると査定額が下がってしまうことがあります。
半年後・1年後に、いまと同じ査定額がつくとは限らないのです。
むずかしい選択ではありますが、価値が高い状態のオーディオを車と一緒に売却できるのであれば、早いほうが損をしないで済むかもしれません。
まずはオーディオが付いた状態で査定に出してみて、査定額がアップするか見積もりを出してもらうのが合理的です。

オーディオを高く見積もってくれる業者を探そう
下取りや買取店への持ち込みは、本当の相場がわからないので避けましょう。
1社のみの査定で決めてしまうのは、自分から損をしに行ってるようなものです。

車買取店によってオーディオをプラス査定にするかどうか基準が異なります。
なぜなら、買取店によって査定基準や扱っている車がちがうからです。
ですから、オーディオを付けたまま売却するのであれば、プラス査定してくれる買取店のほうが良いことは言うまでもありません。
オーディオ搭載の車がどれくらいの価格で売却できるのかを確認してから判断するのが賢い選択です。
どうすれば最も高い価格で売却できるでしょうか?
手っ取り早く、なおかつ確実なのはインターネットの一括査定を活用することです。
まずは複数の買取店に査定してもらい、買取額をくらべてみることをオススメします。