映画『ミッション・インポッシブル フォールアウト』の公開を記念して、BMWから5シリーズの特別仕様車「EDITION MISSION: IMPOSSIBLE」が発売。
黒で覆われたデザインがかなりかっこいいですね。
他のグレードとどこがちがうのか、価格とスペックもあわせてご紹介します。
劇中でも派手なアクションで使われる漆黒の5シリーズのデザイン
動画をご覧いただければわかりますが、劇中に登場するBMW M5は大々的にいろんなシーンで使われています。
デザインは黒で統一されているのが大きな特徴です。
ボディカラーはブラックサファイアとなっていて、フロントグリルにはBMW M Performance ブラック・キドニー・グリルが採用されています。
ちなみにキドニーグリルはBMWの代名詞ともいえる存在で、1933年から一貫してBMWのすべての車種に使われ続けています(キドニーとは英語で「腎臓」を意味する)。
ホイールは専用ブラック塗装を施した19インチ・M ライト・アロイ・ホイールが使われています。
外観がすべてブラックで統一されていて、スタイリッシュな印象ですね。
ミッション・ポッシブルのロゴマークをあしらった内装はファン垂涎
実際のところ、外観を見た目だけで「ミッション・インポッシブル仕様車だ!」と判別することはできないと思います。
というのも、黒で統一されたBMWは他にもいくつかあるからです。
じゃあ、ミッション・インポッシブルたる特別感はどこで演出しているのか?ということになりますが、もっともわかりやすいのは車内のインテリアとしてあしらわれる「MISSION: IMPOSSIBLE」という専用インテリア・バッジです。
公式サイトに、
MISSION: IMPOSSIBLEのロゴが入った専用インテリア・バッジ。希少な個性を物語るそのディテールが、映画の公開を記念して登場したBMW 5シリーズ特別仕様車の証となる。
と書かれているように、これこそがミッション・インポッシブルの特別仕様車たる証明をしているわけです。
どうせなら、リアにもMシリーズのロゴと同じようにMISSION: IMPOSSIBLEのロゴを入れれば良かったのに、とも思います。
やっぱりファンなら見せつけたいじゃないですか、せっかくならロゴをね。
基本的な装備や先進技術は他の5シリーズと大きな差はなし
外観や内装は違いが見られますが、走行性能や安全技術についてはミッション・インポッシブルの特別仕様車専用というものはありません。
安全性能については以下の装備があります。このあたりの装備は、他のグレードでも同じなので特筆すべきものはないです。
- ■ステアリング&レーン・コントロール・アシスト
- アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動的に操作
- ■前車接近警告機能
- 2つのカメラとミリ波センサーで衝突の危険を察知
- ■アクティブ・サイド・コリジョン・プロテクション
- 後方の死角にいる車を察知し、ステアリング操作に介入
- ■ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
- 高速道路で先行車との車間距離を維持しながら自動で加減速
- ■レーン・ディパーチャー・ウォーニング
- 車線変更、逸脱時に危険をお知らせ
ベースモデルの価格はやや高め
- BMW 523i EDITION MISSION: IMPOSSIBLE(セダン)
- 7,950,000円
- BMW 523i Touring EDITION MISSION: IMPOSSIBLE(ワゴン)
- 8,280,000円
そもそもBMWだから高いのは当然ですが、ミッション・インポッシブル限定モデルになることでさらに値段がグッと高くなります。
BMW 5シリーズセダンモデルのベースグレード 523iは¥6,460,000です。
購入するなら「自分には本当にミッション・インポッシブルモデルが必要だろうか?」と検討したほうがいいかもしれません。
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