まだまだガソリン車が主流の日本ですが、あと10年もすれば電気自動車が当たり前の車社会になっているかもしれません。
それに向けて、各社が電気自動車の開発に力を入れています。
そんな折、BMWとジャガー&ランドローバーが電気自動車開発で提携したというニュースがありました。
なぜ電気自動車開発で協力するのか?
これまでガソリンエンジンが当たり前だった自動車メーカーにとって、電気自動車は大げさにいえば「ゼロからのスタート」ともいえる道のりです。
車の部品や仕組みが違うわけですから、車をつくるラインも見直さなければいけませんよね。当然、お金もめちゃくちゃかかります。
それだけ、電気自動車開発というのは大変なわけです。
そう考えると、自動車メーカー同士が協力して、「一緒に電気自動車の開発をしましょう」というのはごく自然ですよね。当然、コストが削減できますから。
ただ、僕が気になったのは「BMWとジャガー&ランドローバー?」というところでした。要するに、この3社(厳密には2社)が一緒に協力する必然性みたいなものがないと思ったんですよね。
調べてみると、なるほど。BMWとジャガー&ランドローバーが結びつく理由がよくわかりました。
ジャガー&ランドローバーはもともとBMWの傘下だった
なぜBMWとジャガー&ランドローバーが電気自動車開発で協力できたのかについては、以前までの関係性を知れば納得でした。
というのも、BMWは2000年までジャガー&ランドローバーを傘下に置いていたんですね。
もっというと、ジャガー&ランドローバーのCEOであるラルフ・スペス氏は20年間、BMWで働いたという経歴があります。
このような過去の結びつきがあったからこそ、BMWとジャガー&ランドローバーの提携が実現したといえるのかもしれませんね。
BMW、ジャガー、ランドローバーの電気自動車ラインナップ

BMW i8
現行ではまだまだガソリン車が主流ですが、各社電気自動車のラインナップがどんどん増えてくるでしょう。
現在における各社の電気自動車は以下のとおりです。
- BMW
- ・i3
- ・i8 クーペ
- ・i8 ロードスター
- JAGUAR
- ・I-PACE(アイペース)
- LANDROVER
- ・レンジローバー PHEV
このうち、僕が個人的に気になってるのがジャガーのI-PACEです。
クーペのようなボディラインを持ちながら迫力満点。どこかランボルギーニ・ウラカンを彷彿とさせるデザインです。
どことなく、動物のジャガーが獲物を狩る直前の姿にも見えたり…。かっこいい。
リアのウィンドウはめちゃくちゃ傾斜があるんで、後方の見晴らしという意味では最悪ですが(笑)
いずれにしても、これらの電気自動車が早々に普及するために、各社の提携および協力が上手くいくと良いですよね。
Comments