こんにちは、アユムです。
「通勤と車」のことを考えると、こんな疑問が起きることがあります。
- 「通勤で車を使わないのに、買うのはもったいない?」
- 「通勤に車を使わなくなったけど、売ったほうがいいかな?」
毎日の生活に車は欠かせないという人も多いですが、まったく車を使わないという人も少なくありません。
通勤では電車を利用し、休日も電車移動が多い。
こういった場合には、車を使わないで生活ができてしまいますからね。
実際のところ、通勤で車を使わないのであれば手放したほうがいいのでしょうか?僕の体験談と合わせてくわしく解説します。
【結論】車を手放すべきかは、ライフスタイルで決まる
最初に結論からお伝えすると、通勤で車を手放すべきかどうかは、あなたや家族のライフスタイルによります。
通勤で車を使わないからといって手放したり、買うのをためらうのではなく、車があったほうが人生がより良くなるかどうか?で考えるべきです。
なぜなら、車があると休日にお出かけできる範囲がグッと広がる(電車で行けないところにも行ける)からです。
また、僕のように「純粋に車が好き」という人も手放さないほうが良いと思います。
じつは僕も以前、「仕事で車使わないから手放しちゃおう」と思って、売却したことがあります。
たしかに駐車場代とか税金がかからないので維持費や浮きました。
でもそれ以上に「車がない」ということが非常にさみしく感じられ、売ったことを非常に後悔しました。
こんな感じで僕のようなケースもあるので、通勤で車を使わないからといって安易に売らないほうが良いです。
まずは車を持つメリットとデメリットを比較して、「自分は本当に車を手放すべきか?」についてよく考えてみましょう。

まずは車を持っているメリットに目を向けてみよう
通勤に車を使わないから、車を所有している意味がない。
そんなときは真っ先に売却してしまったほうがいい可能性もあります。
しかし、深く考えずに売ってしまうと「あの時売らなければ良かった…」と後悔することになります。
あとで車が欲しいとなったとしても、取り返しはつきません。
車を手放す前に、まずは車を持つメリットについて見ていきましょう。
- ① 出かけられる範囲が広がる
- ② 車を持っていることの喜びが得られる
- ③ 車を選ぶ楽しさがある
車を持つ最大のメリットは、やはり「① 出かけられる範囲が広がる」ことでしょう。
たとえば大型家具ショップ「IKEA」に出かけることを考えるとイメージしやすいかもしれません(IKEAが近くにない人は、大きな家具屋さんをイメージ)。
IKEAは家具を持ち帰って自分で組み立てるのが基本です。そのため、車がないと大きな家具を買うことができないのです。買える家具が限られてしまいます。
こんな感じで、車がないと出かけられる範囲の狭くなりますし、車に大きな荷物を積むこともできません。
この例を聞いて「そんなの別にできなくてもいいよ」と感じる人は、車を手放しても後悔はないかもしれません。
反対に、この例に共感する人は、車を手放すと後悔する可能性があります。

生活スタイルや仕事の変化には注意しよう

出典:スズキ公式サイト
また、生活スタイルの変化にも注意が必要です。
いま車を使わないからといって、将来的にも使わないとは限りません。
恋愛、結婚や出産、あるいは転職にともなう引っ越しなどで車が必要になる可能性はゼロではありません。
現在は通勤で使わなくても、何かの変化で使うことになるかもしれないからです。
ですから、多少の維持費をかけてでも車を持っていたほうがいい場合もあります。
車は売値のほうが絶対に安くなってしまいますから、たとえ同じ車を買い戻したとしても確実に損にしかなりません。
将来の可能性を考えるのはむずかしい面もありますが、車は大きな買い物です。
そのまま所有しておいたほうが良い可能性もあるので、十分に検討したいですね。

車を手放すとどれくらい節約できる?
とはいえ、通勤で使わない以上「車は必要ない!」という人もいることでしょう。
車を手放すことで、どれくらい維持費を節約できるのでしょうか?
くわしい解説は「車を手放して維持費を節約する6つのメリットとは?」でも紹介していますが、おもに以下の維持費が節約できます。
- ・自動車保険
- ・自動車税
- ・燃料代(ガソリン代)
- ・駐車場代
- ・車検代
- ・その他諸費用
このなかで特に負担割合が大きいのは、自動車保険と自動車税です。
自動車税は排気量によって以下のとおり税額が決まる税金です。
乗用車の自動車税(年額) | |
---|---|
排気量 | 税額 |
1リットル以下 | 29,500円 |
1リットル超 1.5リットル以下 | 34,500円 |
1.5リットル超 2リットル以下 | 39,500円 |
2リットル超 2.5リットル以下 | 45,000円 |
2.5リットル超 3リットル以下 | 51,000円 |
3リットル超 3.5リットル以下 | 58,000円 |
3.5リットル超 4リットル以下 | 66,500円 |
4リットル超 4.5リットル以下 | 76,500円 |
4.5リットル超 6リットル以下 | 88,000円 |
6リットル超 | 111,000円 |
国産車の場合は多くのモデルが2,000cc(2L)前後なので、少なくとも年間で4万円程度は税金が発生します。
車種や年齢によっても負担額は変わってきますが、使わない車に年間10万円以上をかけるのはハッキリ言ってナンセンスでしょう。
通勤で使わないとしても、休日のドライブで使うという人は別ですが、不要な車はスパッと手放したほうがいいかもしれません。
車を売ることでまとまったお金が手に入るというメリットもありますし、維持費が浮いたことで他のことにお金を回すことも可能です。

使いたいときだけ借りる「カーシェア」という選択もある
「通勤で車は使わないけど、休日は車を使いたい」という人は、使いたいときだけ借りるカーシェアもおすすめです。
最近はカレコ・カーシェアリングクラブやAnyca(エニカ)
などの便利なサービスがあるので、細かい時間単位で車を気軽に借りることができます。
カーシェアの場合、駐車場代はもちろん税金や保険料も不要なので維持費がかかりません。
使いたいときだけ借りるというスタイルは非常に手軽でおすすめです。

使わない車は、まず買取店に査定してもらおう
車の買い替えであれば、ディーラーの下取りを利用できます。
しかし、使わない車を処分するだけであれば「廃車」「買取」という2つの選択肢に絞られます。
車の状態がたとえヒドい場合でも、まずは買取に出して査定を受けることをオススメします。
なぜなら、自分では使い物にならないと思っている車でも、プロの目からすればまだまだ活用できる可能性があるからです。
これを誤ってしまうと、数万円から数十万円のお金になっていたはずの車をムダにすることになります。
まずは複数の買取店に査定を依頼しましょう。スマホからでも簡単に申込みができます。
そのうえで、もっとも高く査定額を出してくれたお店に買取をお願いすればOKです。
一括査定で車が高く売れる理由
はじめてだと不安なことも多いでしょうが、じつは車の買取査定はシンプルです。
それを実現するのが、下記で紹介している車の一括査定になります。
さまざまな買取店にまとめて見積もりを出してもらうことができるので、時間をかけずに効率的に車を売却できます。
さらに業者を競わせることで、適正な中古車価格で売却が可能です。
使わない車を手放すのであれば、一括査定を活用してみることをオススメします。
僕も車を手放すときは必ず使っていますが、最高額で車が売れるので気持ちが高ぶります。