車のエアコンが動かない、冷えないときの5つの対処法

車のエアコンが動かない、冷えないときの〇つの対処法 車の部品・オプション

高温多湿の日本では、車のエアコンは必需品ともいえる装備ですが、故障すると車内が高温状態になってしまうので大変です。

そこで、エアコンがまったく動かなくなってしまった場合や、風は出るものの冷えなくなった場合の5つの対処法をお教えします。

1.風がまったく出ない場合は、ヒューズ交換で直ることも

まず、エアコンのスイッチを入れても動かない、すなわち風がまったく出てこないケースでは、送風ファンを回すためのブロアモーターの故障や、各種センサーの不具合、ヒューズ切れといった電気系統のトラブルが原因とみてよいでしょう。

もしメーターパネルにある警告灯が点灯している場合は、ヒューズ切れの可能性があります。

ヒューズの価格は1個100円前後と安価で、交換作業も簡単なので取扱説明書を読めばメカにくわしくない人でも大丈夫です。

しかし、過電流などが原因でヒューズが切れるケースでは、ヒューズ交換という方法では意味がないので、修理をプロに依頼する必要があります。

また、ブロアモーターが故障している場合も修理はプロ任せになりますが、費用は約2~3万円が相場です。

2.冷たい風は出るものの風量が少ない場合は、フィルター交換で直るケースも

次に、冷たい風は出るものの風量が少ない場合ですが、まず考えられる要因がエアコンのフィルターの汚れです。

フィルターの交換は通常1年に一度以上は必要ですが、長期間にわたりフィルターを交換していないと、ホコリの付着により風量が落ちてしまいます。

フィルターの価格は2~5千円程度が相場と安い上、誰もが簡単に交換できるので工賃も不要です。

もしフィルターが汚れていなかった場合は、冷媒を蒸発させる装置であるエバポレーターが汚れている可能性があります。

その場合は、ディーラーなどに洗浄を依頼するのがベストな方法になりますが、費用は2万円前後みておいた方がよいでしょう。

3.風は出るものの冷たくない場合は、まずコンプレッサーの作動を確認

さきほどとは反対に、風量は十分あるものの、風が冷たくならない場合は、まずコンプレッサーが作動するかどうかを確認しましょう。

エアコンのスイッチを入れたときに「カチ」という動作音がすれば、コンプレッサーが作動していることになります。

4.コンプレッサーが作動している場合は、コンプレッサー本体の故障や冷媒ガスの不足などを疑う

もし、コンプレッサーが作動したときに大きな異音が発生する場合は、コンプレッサー本体の故障とみて間違いないでしょう。

一方、特に異音がしない場合は、冷媒ガスが不足しているケースや、冷媒配管の詰まりなどが原因として考えられます。

いずれのケースでも、修理はプロでないと手に負えないため、ディーラーや自動車整備などに車を預けることが必要です。

費用は、もし冷媒ガスの補充で直れば3~5千円程度で済みますが、コンプレッサー交換となると5~10万円ほどもかかります。

5.コンプレッサーが作動しない場合は、冷媒ガスの漏れやコンプレッサー本体の故障などを疑う

続いてコンプレッサーが作動しない場合ですが、冷媒配管からの漏れにより冷媒ガスがほとんど抜けてしまっているケースや、コンプレッサー本体が故障しているケースなど、さまざまな要因が考えられます。

いずれにしても修理はプロ任せになりますが、費用は冷媒ガス漏れの修理の場合で2~3万円ほどです。

エアコンの不具合の原因を自分で特定するのはむずかしいケースもあります。

原因がわからない場合は、整備工場が購入した販売店に持ち込んでみましょう。

事前に予約をとっておけば待たされることもありませんし、不具合の確認だけなら無料で行ってくれることがほとんどです。

エアコンの故障の原因はさまざま

以上の説明で、車のエアコンが動かない、冷えないといったとトラブルにはさまざまな原因があることが、お分かりいただけたと思います。

素人がトラブルの原因を特定するのは、実際にはなかなか難しいものがありますし、もし原因が分かったとしても自分で対応できるのはヒューズ交換やフィルター交換程度でしょう。

多くのケースでは、とにかくディーラーや自動車整備工場に診断・修理を依頼するのがベストな対応策になります。

しかし、仮にコンプレッサーの交換が必要と診断されると、それなりに費用がかかるので修理に二の足を踏むかもしれません。

中には、高いお金をかけてエアコンを修理してまでして今の車に乗り続けるよりも、いっそのこと車を買い替えてしまおうか、と考える人もいることでしょう。

エアコンの故障で車を買い替える人は意外と多い

もし、エアコンの故障をきっかけにほかの車に買い替えたいと思ったら、愛車がいくら売れるのか気になるはずです。

エアコンに故障が発生する車は、それなりに走行距離が伸びていたり、年式が古いケースが多いことでしょう。

そうした車をディーラーの下取りに出した場合、査定値が低いか、最悪ゼロになってしまう可能性もあります。

一方、買取専門店はディーラー以上の査定値を提示してくれる可能性がありますが、1件1件電話やメールで査定を依頼する手間と時間は馬鹿にできません。

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