日産のスポーツカーのあたらしいカタチを表現した「フェアレディZ」。
本能を呼び覚ますその走りは、ほかの国産車にはない魅力にあふれています。
今回はそんな日産・フェアレディZについて、安全性能と自動車保険の相場を合わせてチェックしていきましょう。
フェアレディZの保険料相場はどれくらい?
自動車保険料はさまざまな要因で決まります。車種はもちろんのこと、等級や保険会社の割引も大きなポイントとなります。
そのなかでも特に大きいのが年齢条件による保険料の差です。誰が運転するのか、20代なのか40代なのかによって保険料がかなり変わってくるわけですね。
そういった条件を加味した上で、フェアレディZの自動車保険相場を見ていきましょう。
今回は年齢条件を30歳以上補償、21歳以上補償の2パターンをチェック。
グレードは「FAIRLADY Z Version ST」で比較します。
フェアレディZ・30歳以上補償の保険料相場
- ・年齢条件:30歳以上
- ・等級:15
- ・年間走行距離:3,000km
- ・免許証:ゴールド
- ・対人賠償:無制限
- ・対物賠償:無制限
- ・運転者:本人限定
- ・車両保険:あり
これらの条件で見積もりをとると、年間保険料は68,900円となります。
スポーツカーは一般的に自動車保険料が高いと言われています。なぜなら、運転する人の運転の仕方や修理代が一般的な車に比べてリスクが高いからです。
しかし、フェアレディZは車両料率クラスが低いこともあり、ほかのスポーツカーにくらべて保険料は低い水準となっています。
とはいえ加速に優れている車ですので、事故のリスクを考えると車両保険には加入しておきたいところ。
フェアレディZを運転するのであれば、ぜひとも車両保険は検討しておきましょう。
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フェアレディZ・21歳以上補償補償の保険料相場
- ・年齢条件:21歳以上補償
- ・等級:6
- ・年間走行距離:5,000km
- ・免許証:ブルー
- ・対人賠償:無制限
- ・対物賠償:無制限
- ・運転者:本人限定
- ・車両保険:あり
これらの条件で見積もりをとると、年間保険料は205,500円となります。
若い世代の人が自分ひとりで車を購入したときを想定した保険料となっています。
年齢条件、等級ともに条件が良くないので年間保険料が20万円を超えてきます。
特に、若い人が運転できる保険プランは保険料が高くなりがちです。
保険料負担が大きいので、車両保険をなしにすることも検討したいですね。
もし車両保険を付けるのであれば、「車対車限定」など補償範囲が狭く保険料が安いプランを選びましょう。
なおフェアレディZの正確な保険料については、一括見積りを活用して計算することをオススメします。
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フェアレディZの安全性能は?
フェアレディZの安全性能は、ほかの車種との大きなちがいは見られません。
後退時のバックビューモニターはオプション装備となります。
エアバッグ、歩行者傷害軽減ボディなどは標準装備ですが、安全性能については特筆する点がありません。
スポーツタイプとして走行性能を重視しているので仕方がないですが、やや物足りなさを感じます。
燃費についてはまずまずの水準ですので、あくまでも「乗る喜びを得るための車」と考えるといいかもしれません。
フェアレディZの価格とグレードは以下のとおりです。
- ・Version ST 443万円
- ・Version S 426万円
- ・Version T 408万円
- ・FAIRLADY Z 381万円
- ・NISMO 562万円
フェアレディZはグレードによっても自動車保険料が変わってきます。
正確な保険料については、一括見積りを活用して算出することをオススメします。
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フェアレディZの保険選びで重要なことってなに?
ここまで日産・フェアレディZの保険料についてあらゆる角度から見てきました。
最後にあらためて自動車保険を選ぶ時のポイントをおさらいしておきましょう。
選び方を少し工夫するだけで保険料が見違えるほど安くなるので要チェックですよ。
- ・運転する人の範囲を極力狭くしよう
- ・車両保険は「車対車限定」に
- ・保険会社を比較して割安なプランを見つけよう
運転する人の範囲を極力狭くしよう
最初に説明したとおり、自動車保険は「誰が(何歳の人が)運転するか?」によって保険料が大きく変わってきます。
保険料の水準が一番安いと言われているのが40代で、若ければ若いほど保険料が高くなります。
もし運転する人の年齢の範囲を狭くできるのであれば、保険を選ぶときに注意して選択しましょう。
たとえば20代の子どもがいる家庭で「家族限定」での加入を検討しているのであれば、本当に20代の子どもを補償対象に入れるべきなのかよく検討してください。
車両保険は「車対車限定」に
フェアレディZは比較的安い水準ですが、それでも一般的な車種に比べるとどうしても保険料は高くなります。
ですから、もし車両保険を付帯するのであれば「車対車」に限定して保険料を安く抑えることをオススメします。
もちろんそれだけ事故が起きたときの補償が受けられる範囲が狭くなるわけですが、保険料の節約メリットは大きいでしょう。
保険会社を比較して割安なプランを見つけよう
自動車保険はプラン内容はもちろんですが、保険会社によっても保険料の水準は大きく異なります。
特に店舗で契約する「代理店型」に比べて、インターネットで加入できる「ダイレクト型」は保険料がかなりお得です。
代理店型とダイレクト型で大きな補償の差は見られないので、活用しないと損。
インターネットの無料一括見積りを使えば効率的に保険会社を比較できます。
まずは気軽にチェックして、フェアレディZの保険料を比べてみましょう。