いかにして安くて充実した自動車保険を選ぶか。
これは車を運転する人にとって永遠のテーマでもあります。
選び方はさまざまありますが、やはり精度が高くて失敗が少ないのは「口コミ・評判」をもとに選ぶ方法です。
今回は、ゼネラリの自動車保険について、評判と口コミを見ていきましょう。
ゼネラリと聞いても知らない人が多いかもしれませんが、イタリアに本社を置く世界最大の保険会社の1つです。
今回はゼネラリの自動車保険について口コミ評判をチェックし、補償内容や保険料も合わせて紹介します。
果たして、ゼネラリは加入する価値のある自動車保険なのでしょうか?
ゼネラリ自動車保険の口コミや評判は?
- ・担当者の対応力は高い。被害に見合った補償を受けられた(30代男性)
- ・代理店型だが、補償内容をゆっくり相談できたので満足できた(40代女性)
- ・加入するまで聞いたこともなかったが、保険料は安かったので不満はない(60代男性)
- ・付き合いで入ったが、代理店の対応が悪かった。すぐに切り替え(20代女性)
- ・電話対応が最悪。高圧的でなにもメリットのない保険でした(50代男性)
- ・ロードサービスの対応も遅いし、ろくに補償を受けられず入って後悔しました(50代女性)
ゼネラリは意外と保険料が安いという評判も
代理店型のため、インターネットで加入できるダイレクト型よりは保険料が高めです。
しかしながら、費用対効果を考えると保険料は割安という口コミも見られます。
担当者の対応力はまずまずといった印象です。
事故対応力は比較的高いですが、担当者によっては非常に態度が悪いという評判も少なくありません。
目立った特徴はなし?
また、ロードサービスの拠点数や提携工場も不安が残ります。
他社では充実した補償が受けられることを考えると、ゼネラリの自動車保険を選ぶ理由はあまりないかもしれません。
ゼネラリの口コミには良い評価・悪い評価ともに見られます。
1社だけで決めるのではなく、他社の自動車保険をしっかり比べて選ぶようにしましょう。
[guide]
ゼネラリの基本補償はどう?
ゼネラリの自動車保険は「ビアンカ」という名前で発売されています。
保険会社は保険に名前を付けて独自性を打ち出そうとしますが、補償内容は「シンプルそのもの」といった感じです。
まずは基本的な補償である対人賠償、対人賠償について見ていきましょう。
対人・対物は事故の相手を補償するためのプランです。
これらの補償についてゼネラリと他社との間で、補償内容に差は見られせん。
強いて挙げるとすれば、対人賠償・対物賠償の保険金額を無制限以外で細かく設定できることです。
多くの自動車保険では対人・対物を「無制限のみ」に限定しています。
ゼネラリでは対人賠償については5,000万円から1,000万円単位で保険金額を設定できます。
対物賠償にいたっては200万円から100万円から設定できます。
対人・対物賠償は事故後の賠償金が高額になる恐れがあるので無制限で自動セットになるゼネラリは評価できます。
しかし、できるだけ保険料を安くしたい人にとっては、対人・対物賠償の金額を細かく設定できる他社の自動車保険のほうが魅力的といえるでしょう。
人身傷害保険と車両保険についてはどうですか?
続いては人身傷害保険と車両保険について見ていきましょう。
人身傷害保険
人身傷害保険は、車に乗っている自分や家族などがケガや死亡した時の補償に使います。
ゼネラリの人身傷害保険は3,000万円から1,000万円単位で細かく保険金額を設定できます。
これについては他社との大きなちがいはありません。
最低限の補償金額を設定すれば、まずまずのプラン内容と言えそうです。
車両保険
車両保険は、車のキズやヘコミ、故障などに使える補償です。
ゼネラリの車両保険は「一般車両保険」と「車対車+限定A」の2つから選ぶことができます。
⇒車両保険の「一般条件」と「車対車」のちがいとは?
一般車両保険は、カバーする範囲が広いですが、保険料が高くなります。
車対車+限定Aは当て逃げや単独事故による車の修理に対応できません。しかし、保険料は安くなります。
他社では3種類の組み合わせから選べることもあるので、ゼネラリはやや物足りない印象です。
ゼネラリの特約はどうですか?
特約は、基本補償に追加して自由にカスタマイズできるプランのこと。
ゼネラリの特約についても必要最低限といった印象で、非常にシンプルです。
他社でも見られるような、「弁護士費用特約」「身の回り品補償特約」「個人賠償責任補償特約」といった特約が並びます。
できるだけ自分に合ったプランを細かく設定したいという人に、ゼネラリはあまり向いていません。
ゼネラリ自動車保険の保険料は安い?高い?
ゼネラリの保険料については、口コミで高く評価する声が聞かれます。
さきほど紹介したように、ゼネラリは対人・対物賠償でも保険金額を設定できます。
そのため、保険料を安くしようと思えばかなりバッサリと安くできます。
また、割引サービスを活用すればそれなりの割引を受けることも可能です。
とはいえ、ゴールド免許割引・新車割引・セカンドカー割引など非常にシンプルな割引です。
割引率もそこまで高くないので、割引サービスによる保険料の節約は限定的です。
保険料を重視するのであれば、ダイレクト型自動車保険を検討したほうがいいかもしれません。
ゼネラリ自動車保険の評価は60点
以前まではダイレクト型を販売していたゼネラリですが、現在は代理店型のみの販売となっています。
自動車保険としては、非常にシンプルですので「ゴチャゴチャした補償内容よりも、わかりやすいほうがいい」という人にはオススメできます。
ただし、公式サイトにも情報が少なく、他社との大きなちがいも見られないのでゼネラリを積極的に選ぶメリットはほとんどありません。
できるだけ他社と比較をして、それでも満足行くようであればゼネラリを選ぶといいでしょう。
一括見積りではゼネラリも提携しているので、活用してみることをオススメします。
まずは気軽に見積もりをチェックしてみましょう。