【煽られる車、煽られやすい車】なぜ「あおり運転」は起こる?正しい対策法

車の乗り方

ここ数年、車のあおり運転による悲惨な事故を見聞きする機会が増えましたよね。

煽る人が悪いのは言うまでもありません。ただ、そういった愚かな人間に対して「煽るな!」と注意しても意味がないんですよね。聞く耳なんて持ってないですから。

ではどうするか?僕たちにできることは「煽られないような運転をすること」。そして「煽られやすい車には乗らないこと」です。

煽られやすい車には特徴があります。車を選ぶときの参考にして、余計な事故やトラブルに巻き込まれないようにしましょう。くわしくご紹介します。

なぜ?軽自動車が煽られる理由とは?

車の事故

煽られやすい車として真っ先に上がるのが「軽自動車」です。

軽自動車はほかの車にくらべると煽られることが多いと言われますし、実際に煽られている場面を見かけることも多々あります。

その理由は以下の2つに分けることが可能です。

  • ① 出せる速度が限られている(スピードが出にくい)
  • ② サイズが小さく、ナメられる傾向がある

① 出せる速度が限られている(スピードが出にくい)

軽自動車が煽られる最大の理由はスピードにあります。

軽自動車はエンジンの性能が普通車にくらべるとどうしても劣ってしまいます。

そもそも、軽自動車は「排気量が660cc以下であること」というのが規格として決まっています。

一般的な普通車の排気量は1500〜2000ccですから、軽自動車の排気量はその2分の1以下とかなり少ないわけです。

そのため、出せる速度に限界があります。

自分では通常どおり運転していても、まわりからすると遅く感じるのも無理はありません。

これは特に高速道路で顕著です。軽自動車はべた踏みでも時速120〜130kmが限界です。

そのため、下手に追い越し車線に入るとすぐに煽られることになってしまいます。

できるだけまわりを見渡すようにして、少しでも車間が狭くなりそうなら、走行車線を変えるようにしましょう。

また一般道でもスピードが出せないようなら一度路肩に停めるなどして、煽ってくる車を先に行かせるというのも1つの方法です。

② サイズが小さく、ナメられる傾向がある

いわゆる高級車やゴツゴツした大きなSUVであれば煽られる可能性は低くなるのですが、軽自動車に乗っている人に女性が多いということもあり、煽られる確率が高い傾向があります。

また、車体がピンクや赤などフェミニンな色は煽られることが多いと言われています。これも女性がよく乗るボディカラーですね。

煽られるだけならまだマシですが、なかにはパッシングをしたり、ハイビームを向けてきたり、ヒドいときにはクラクションを鳴らされることもあります。

そして、最悪の場合には前に割り込んできて、急停車し、直接クレームをつけてくる悪質なケースも。

どんな理由があろうと、基本的には煽る人に問題があります。ただ、そういった人に正論を言っても意味がないどころか逆効果になる可能性が高い。

ですから、こちらが一歩引いて、取れる対策を取ったほうが絶対に賢明です。

万が一、煽り運転によるトラブルに巻き込まれそうになったらサービスエリアやパーキングエリア等、交通事故に遭わない場所に避難して車を停止させます。

そして、すぐに110番に電話をして警察を呼ぶようにしてください。

煽られやすい車の特徴とは?

かわいい車

ここまで紹介した軽自動車以外にも、煽られやすい車というものがあります。その特徴は何でしょうか?

  • ・走る速度が遅い
  • ・コンパクトカーやファミリーカー
  • ・パステル調など、かわいい色の車
  • ・女性や高齢者が乗っている車

走る速度が遅い

さきほど説明したとおり、車が煽られる理由で最も多いは、走る速度が遅いことです。

「車を煽る=前の車が遅くてイライラしている」という構図が圧倒的に多いのが実情です。

急いでいない場合でも、快適なドライブを阻害されたという理由で煽ってくる人も少なくありません。

僕もよく経験するんですが「法定速度で走りたいけど、それだとどう考えても遅い道」ってありますよね。

法定速度を守ったとしても、それ自体が遅ければ意味がないというか、煽られる可能性を消すことはできません。

ただ、法定速度を守らずに捕まって損をするのは自分なので、せめぎあいですね…。

煽っても自分に危害がない車

「自分に危害が加えられる心配がない車を煽る」、というのは煽る側の心理です。

もちろんそんなことを考えずに煽る人も多いですが、やはり怖い人が乗っている車よりは圧倒的に煽られやすいでしょう。

人はどこかで「人よりも優位に立ちたい」という心理があります。日常で虐げられている人ほど、そういった傾向が強く、他の車を煽りやすいのです。

あおり運転は悪質な犯罪。「危険運転致死傷罪」になることも

車のNG

警察庁のWeb Siteには以下のような説明があります。

いわゆる「あおり運転」等は、重大な交通事故につながる悪質・危険な行為です。また、車間距離保持義務違反、進路変更禁止違反、急ブレーキ禁止違反等の道路交通法違反のほか、危険運転致死傷罪(妨害目的運転)や刑法の暴行罪に該当することがあります。

このように、周囲の車を煽る行為は道路交通違反で立件されます。「イライラしてつい煽ってしまった」という理由で許される行為ではないのです。

どうすれば煽られなくなる?正しい対策方法

車の注意ポイント

気持ちいい運転を楽しむには、やはり煽られる可能性をできるだけ排除したいところです。

車から煽られなくするにはどんな対策方法があるのでしょうか?

  • ・まわりのスピードに合わせて運転をする
  • ・ほかの車の前方に割り込まない
  • ・急な車線変更をしない
  • ・右側の追い越し車線は走らない
  • ・ステッカーなどを貼ってナメられない車にする
  • ・軽自動車から普通車に乗り換える

まわりのスピードに合わせる意識を

煽られるのは、やはりスピードが遅いことが最大の要因です。

ですから、できるだけミラーでまわりを確認しながらスピードを調整しましょう。

まわりの流れを妨げないようにするのも運転マナーの1つです。

とはいえ、スピードを出し過ぎて事故を起こしては本末転倒なので、速度の出し過ぎには注意しましょう。

ただし、「まわりに迷惑をかけないようにしなきゃ」と思っても、法定速度を超えてはいけません。

それで捕まるのは他でもないあなたです。くれぐれも法定速度を守ることは忘れずに。

ほかの車の前方に割り込まない

車の運転をしていると、ついつい他の車の前に割り込んでしまうことがあります。

たとえあなたが無意識だったとしても、割り込まれたほうは「イラッ」と来ているかもしれません。

あおり運転をするタイプの人は、こうしたちょっとしたキッカケで煽り始めます。

ですから、「急がず慌てず」の運転を心がけるようにし、他の車の前に割り込まないようにしましょう。

急な車線変更をしない

三車線道路や高速道路では、たびたび車線変更を行います。

このとき、急な車線変更をすることで、隣の車線を走る車に迷惑がかかることも。

前方の車に割り込まれるのと同じように、急な車線変更をされた側は良い気分ではありません。なにより危険な行為です。

あおり運転の被害に遭わないよう、後方確認を十分におこなったうえで車線変更をおこないましょう。

右側の追い越し車線は走らない

意外と知らない(忘れている)人が多いですが、二車線および三車線の道路では1番右側のレーンが追い越し車線です。

つまり、右側の車線を走るということはそれなりに早く走行することが要求されます。

にもかかわらず、右側の車線をノロノロ走っていれば、自分から煽られに行っているようなもの。

煽られるのを避けたいのであれば、左側の車線を走るようにしましょう。

僕は高速道路ではほとんど1番左側の車線を走るようにしています。

最近は自動ブレーキが付いたACC(アダプティブクルーズコントロール)にアクセルを任せているので、左側の走行車線のほうが気持ちがラクです。

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車体にナメられない装飾を

車がナメられないようにするには、ステッカーなどを貼るのも1つの方法です。

「赤ちゃんが乗っています」といったステッカーも良いのですが、煽るような人間はそれには影響されません。

そのため、できるだけ洗練されたステッカーを貼ったり、怖い人が乗っているような印象が出るステッカーを貼りましょう。

最近は車のリアに「ドライブレコーダー作動中」といったステッカーを貼る人も増えていますね。

ドラレコの映像が証拠になって警察に捕まった悪質なドライバーも多いですから、ドラレコの撮影をアピールするのも1つの方法です。

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そもそも軽自動車をやめる

軽自動車は税金も安いですし、燃費も抜群です。しかし、これまで説明したようにスピードが出ません。

そして何より車体がヤワなので事故が起きたときに被害が大きくなる可能性があります。

見た目だけで煽られる車でもありますから、あおり運転者にとって軽自動車は格好の餌食とも言えるのです(ふざけるなって話ですけどね)。

煽られる可能性を低くし、より安全なドライブを楽しみたいのであれば、軽自動車をやめて普通車を買い替えるのも1つの選択肢です。

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煽られない車に買い替えよう!

【コレだけで準備OK!】車

煽られやすい車に長く乗っていると、どうしても精神的にツライものです。

煽られやすい車はほとんどが小さい車なので、万が一事故が起きたときの被害を考えても良くありません。

また、変な車との事故やトラブルに巻き込まれる可能性も多くなります。

快適なドライブを楽しみながら、安全性も求めるのであれば「煽られない車」に買い替えるのがベストです。

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車の乗り方
この記事を書いた人

カーライフアドバイザーとして、雑誌やWebで車に関する記事を執筆しています。毎分毎秒、車のことを考えてる車好き。現在の愛車はボルボ・V60です。憧れの車種はランドローバー「ディフェンダー」。単純に車が好きなので、”深すぎない”記事にこだわっています。千葉県在住。【くわしいプロフィール】

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