アメリカの高級SUVとして、最高峰に位置するのがリンカーン・ナビゲーターです。
走りや運転性能が非常に繊細で、大型のSUVを感じさせない感覚を楽しめます。
ナビゲーターの価格や燃費性能、そして値引き額はどれくらいなのでしょうか?
ナビゲーターのグレードと価格帯
ナビゲーターのグレードは6速ATの4WDモデルのみとなっています。
価格は1028万円。
高級SUVとして、装備や走行性能は申し分ありません。
ボディーカラーは「タキシードブラック」と「ホワイトプラチナム」の2種類から選択可能。
ステアリングは左のみとなっています。
全長が5295mmと長くなっているので、小回りを求めるのは少し難があります。
ただし、視界が高いので運転しやすく、そこまで取り回しに困ることは少ないともいえるでしょう。
燃費と運転性能は?
5.4L、V8の大排気量エンジンは、運転を思う存分楽しめるスペックです。
燃費性能を求めるのはナンセンスな車種でもありますが、このクラスでありながら「レギュラーガソリン」というのはありがたいところ。
燃費は公式な発表がないので正確な数字がわかりませんが、おおむね約5km/Lと考えられます。
少ないですが、このクラスのSUVは仕方がないといえるでしょう。
直径40cmもあるステアリングを優雅に操作する感覚は、ナビゲーターでしか味わえません。
室内空間も広く、2列目・3列目のシートでも十分なゆとりがあります。
1列目のシートにはヒーター・クーラー機能が備わっており、2列目にもヒーターを採用しています。
ドアを開くと、電動ステップが自動で出てくるので乗り降りがスムーズ。
上背のない女性や子どもにとっても、ありがたいつくりです。
安全性能は?
いわゆる「自動ブレーキ」などは付いていません。
あくまでもリンカーンというブランドを買う感覚が大切なのであって、最新技術に期待するのは粋ではないのかもしれません。
エアバッグやシートベルトをセンサーで管理しており、衝突時に最適な機能を提供します。
また、3列目のシートまでサイドカーテンエアバッグでカバーされているので、搭乗者全員を守ってくれます。
3列目の乗員まで安全性を確保した車は決して多くないので、安全性は十分に担保されています。
乗っている人の安全性は十分に保たれていますが、気になるのは人身事故が起きたときです。
リンカーンはかなり大きく頑丈な車なので、くれぐれも歩行者などとの衝突は避けるようにしましょう。
ナビゲーターの値引き額はどれくらい?
リンカーン・ナビゲーターの値引きはほぼ見込めないと考えておきましょう。
高級車ということもありますが、そもそも外国車の値引き額はかなり限定的です。
ですから、オプションを付けてもらうなどして、「実質的な値引き」を狙うのがかしこい交渉といえるでしょう。
また、競合車種を引き合いに出すと値引きの可能性があるので検討しておいてください。
- ・キャデラック「エスカレード」
- ・リンカーン「MKX」
- ・ランドローバー「レンジローバースポーツ」
競合車種を出すことは大切です。
しかしながら、やはりディーラーによる値引きはほとんど見込めないと考えておきましょう。
リンカーン・ナビゲーターをお得に買うコツとは?
値引きが期待できないリンカーン・ナビゲーター。
お金がなくても、なんとか乗りたい!そういった人は少なくないはずです。
とはいえ、値引き額が限られるので、なんとか他の方法を活用して安く買えるようにしましょう。
もっとも有効な方法は「いま乗っている車を高く売る」ということです。
ナビゲーターをお得に買うには下取りをいかに高くするかがポイントとなります。
そのときに欠かせないのが「買取業者による査定額」です。
1社のみの下取りでは査定額が低くなります。
しかし、複数の業者に査定してもらうことで、買取額は大幅にアップする可能性があります。
まずは一括査定などを活用して、ナビゲーターを少しでもお得に手に入れる方法を試しましょう。
いま乗っている車が高く売れれば、リンカーンの購入予算が増えるので負担も軽くなりますよね。