自動車保険は仕組みが複雑なことが多く、自分に合ったプランを選ぶのがむずかしいですよね。
保険会社がアピールする補償内容を見て決めるのもいいですが、本当に正しい選択なのかはわかりません。
では、失敗なく本当に自分に合った自動車保険を見つけるにはどうすればいいのでしょうか?
それはズバリ、評判や口コミをチェックすることです。
実際に保険に加入している人が、どのような評価をしているのか?
自動車保険の良し悪しを決めるときに、これほど強力な方法はありません。
今回は、三井住友海上自動車保険の口コミ・評判を見ていきましょう。
損保業界でも大きな勢力となっている三井住友海上の「GKクルマの保険」です。
補償内容、保険料と合わせて口コミや評判をチェックしておきましょう。
三井住友海上の自動車保険の口コミはどう?
- ・事故のときに担当者が最寄りの修理工場を紹介してくれて助かった(20代女性)
- ・補償内容を細かく設定できるので、自分に合ったプランを契約できる(40代男性)
- ・自宅でエンジンがかからなかったときに即座に来てくれて復旧してもらえた(50代女性)
- ・代理店がアドバイスしてくれたので、事故対応がスムーズに進んだ(20代男性)
- ・保険料が非常に高く感じました。事故を起こしてないので余計にムダな印象(30代女性)
- ・車両保険を使ってしまい、等級ダウン。更新時の保険料の高さを見て驚きました(20代男性)
- ・窓口の対応が弱々しく、事故後の交渉で不利な状況に立たされた
- ・事故対応の連絡が遅く、不安が募ります(30代男性)
ロードサービスが充実している三井住友海上
大手の損害保険会社として、サービス品質には高い評価の声が聞かれます。
ロードサービスや補償内容は目立ったプランはありませんが、スタンダードな保険を求める人にはピッタリといえます。
拠点数が多いので、事故が起きたときの対応が早いのも大きなメリットと言えるでしょう。
支払い能力を示すソルベンシー・マージン比率は900%以上と安定感抜群です。
保険金の支払いは、まず間違いなく実行されると考えていいでしょう。
保険料の高さには目をつぶるしかない?
一方で、保険料の高さを指摘する声が多く聞かれます。
担当者の良し悪しによって補償サービスに対する評価は大きく分かれますので、均一なサービスは提供しきれていません。
これはどこの自動車保険にもいえることですが「高い保険料を払うくらいなら、ダイレクト型を選ぶよ」という人も少なくありません。
代理店型の自動車保険をさがしているなら、他社の見積もりと合わせて検討したい保険といえるでしょう。
[guide]
三井住友海上はどのような補償が受けられる?
自動車保険は、保険会社によって特色がある場合があります。
三井住友海上は、他社よりもわかりやすいプランが揃っているのが特徴です。
まずは基本的な補償内容を見ていきましょう。
三井住友海上の自動車保険は3つのプランに分かれています。
- ・基本プラン
- ・標準プラン
- ・充実プラン
基本プランとはどのような内容?
基本プランは保険料が最も安くなっています。
対人賠償・対物賠償に加えて、人身傷害と車両保険がセットになっています。
保険料を抑えて、スタンダードな保険をえらびたい人にオススメです。
最も安いプランでありながら車両保険が付いているので、安心感は強いと言えるでしょう。
標準プランはどのような補償?
標準プランは基本補償に加えて、対物超過修理費用特約がセットになっています。
ほかには搭乗者傷害特約が付いていて、入通院の補償がさらに充実。
やや保険料は高くなります。
事故によるケガの備えをしっかりしたい人は、標準プランがおすすめです。
充実プランはどのような補償?
充実プランとは、一言で言えば「フルカバーしてくれる安心」がある補償です。
重度後遺障害特約、差額ベッド費用特約など、万が一のケガなどに十分なサポートが受けられます。
交通事故で万全の備えをすることができる一方で、保険料は高くなります。
自分に万が一のことがあったときに、保険金で家族を支えたい人などにオススメできるプランです。
車両保険についても「車両保険無過失事故特約」が付いているので、無過失の事故で車両保険を使っても更新時に等級が下がることはありません。
三井住友海上は特約が充実してる?
続いては、三井住友海上自動車保険のの特約について見ていきましょう。
特約を組み合わせることによって、あなたに合ったプランを自由に決めることができます。
不要な特約は付けなければ保険料を安くできるので、しっかりと検討しましょう。
特約には以下のようなものがあります。
- ・自動車事故弁護士費用特約
- ・弁護士費用特約
- ・地震、噴火、津波特約
- ・運搬時レンタカー特約
- ・レンタカー特約
- ・新車特約
- ・車両全損特約
- ・車両超過修理費用特約
- ・車両手荷物等特約
- ・日常生活賠償特約
- ・ファミリーバイク特約
これだけの特約が並んでいて、思わず息を飲むレベルです。
他社の代理店型とくらべても、ここまでの特約が揃っている自動車保険はありません。
補償を充実させたい人は、三井住友海上の自動車保険一択といってもいいほどです。
ただし、しっかり検討しないで代理店のすすめるままに契約すると、保険料が高額になる可能性があるので注意しましょう。
ロードサービスは目立つ内容がなく、平凡
ロードサービスは事故を起こしたときに真価を発揮します。
充実しているに越したことはないのですが、三井住友海上のクルマの保険はロードサービスが平均点といったところ。
事故車の無料レッカー移動距離は15kmで、他社よりも劣っている項目も見られます。
ガス欠時の無料補給も、最大10Lまでと一般的な内容。
ロードサービスについて必要最低限の内容ですので、十分です。
大手の自動車保険としては物足りない印象もあるのですが、及第点といったところでしょうか。
しかし、ロードサービスを重視している人は他社の保険と比べる必要があるでしょう。
評判や口コミは決して悪くないので、他社と比べながら選ぶと良いかもしれません。
三井住友海上の保険料は安い?高い?
三井住友海上の自動車保険は口コミでは保険料が高いという意見が目立ちます。
その原因はさまざまですが、特約をたくさん組み合わせたことが原因だと考えられます。
さきほど説明したように、三井住友海上のクルマの保険は特約が非常に充実しています。
ですから、代理店にすすめられて特約をたくさんセットすると保険料が高くなります。
保険料を抑えたい人は、自分でしっかりと取捨選択をしないといけません。
自分でアレコレ決めるのが面倒という人にとっては、あまりオススメできない保険です。
自分で保険プランを決めるのであれば、代理店型を選ぶ必要がないともいえます。
保険料が安くて補償が充実しているのはダイレクト型(インターネット)にも多數あります。
三井住友海上の自動車保険と合わせて、複数の自動車保険の見積もりをとって比べてみることをオススメします。