N-WGNの何がスゴイ?他の軽自動車と価格、燃費、安全性を比較してみた

N-WGNの何がスゴイ?他の軽自動車と価格、燃費、安全性を比較してみた ホンダ(HONDA)
画像:ホンダ公式サイト

2019年8月17日にホンダから新型N-WGN(エヌワゴン)が発売されていました。

発売前から情報は小出しにされていましたが、僕は初めて見たときから「これは、ホンダが本気出してきたな…」と思うくらい、出来の良さそうな印象を受けていたんですよね。

実際に発売がスタートして、N-WGNについての情報も得られるようになりました。

というわけで「一体、N-WGNのなにがすごいのか?どこが優れているのか?」という点について、他の軽自動車と比較しながら解説します。

オラオラ顔からの卒業。癒やし系のデザインを採用した

かわいいN-WGN

画像:ホンダ公式サイト

まず最初に、N-WGNに新しい印象を与えているのが外観のデザインです。

ご存知のように、ここ数年は「オラオラ顔」と呼ばれる威圧感の強いデザインが流行っていますよね。

流行を作ったのはトヨタ・アルファードやヴェルファイアです。

実際、これらの車種が好調に売れたことで、普通車のみならず軽自動車でも威圧感強めなデザインが続々と登場しました。

先代のN-BOXカスタムや、スズキ・スペーシアカスタムなどは、露骨にオラオラ顔に寄せたデザインです。

しかし、新型N-WGNはその連鎖を断ち切りました。以下の説明からも、N-WGNがどんな狙いでつくられた車なのかがよくわかります。

すっきりして見えるのに、やわらかなふくらみの芯を感じる、しっかりとしたフォルム。
親しみが持て、使うほど愛着がわいてくる、細部のこだわり。
それは、誰もが心地よく自然体で使いこなせる、暮らしになじむデザインです。

ひとことでいえば、長く大切にしたくなるようなデザインということです。

N-WGNにはノーマルとカスタムの2種類があるんですが、そのどちらもクセがそこまで強くありません。

クセはないんだけど、どこか愛嬌があって、ずっとそばにいて欲しくなるデザインに仕上げています。

ボディサイドにキャラクターラインもないし、リアの造形もめちゃくちゃシンプルなんですよね。

このシンプルさこそが、軽自動車に求められるスタイリングなのかもしれません。

安全性が軽自動車のなかでは最高水準

N-WGNの安全性

画像:ホンダ公式サイト

次に注目したいのが安全装備についてです。ここ数年、ドライバーによる誤操作が原因で悲惨な事故が多発しています。

それらの事故の加害者にならないためにも、やはり安全装備が充実した車種に乗りたいところ。

その意味でN-WGNは十分な合格点を与えられる安全水準に仕上がっています。

まず、N-WGNはHonda SENSING(ホンダセンシング)という安全技術を全車に標準装備しています。

予防安全と衝突安全について、くわしく見ていきましょう。

予防安全の目玉は渋滞追従機能付ACC

Honda SENSINGの予防安全
渋滞追従機能付ACC▷加速・減速し、適切な車間距離をキープ
▷前走車が止まれば合わせて停車
衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉車両、歩行者、自転車に対応。自転車対応はHonda車で初
車線維持支援システム高速道路走行中、車線の中央を維持する
誤発進抑制機能アクセルを踏み込んだ場合の急加速を抑制
歩行者事故低減ステアリング路側帯を歩く歩行者との衝突回避のための支援
路外逸脱抑制機能車線をはみ出しそうになるのを防ぎ、車線内へ戻す
先行車発進お知らせ機能前走車の発進を音とディスプレー表示でお知らせ
標識認識機能道路標識をディスプレー表示し、標識への注意を促す
後方誤発進抑制機能アクセルを踏み込んだ場合の、急な後退を抑制
オートハイビーム夜間走行時、ハイビームとロービームを自動で切り替え

N-WGNの予防安全については、「渋滞追従機能付ACC」と「自転車対応の衝突軽減ブレーキ」が目玉になると思います。

まず渋滞追従機能付ACCについてですが、”渋滞追従”とあるように、高速道路でノロノロ運転をしているときでも前走車に自動でついていってくれます。

これのなにがいいかというと、高速道路でのブレーキ操作が原則不要になるということです。

自動停止からの再発進時にはボタンを押すかアクセル操作が必要になりますが、ブレーキを押す必要がなくなるのはかなりのストレス軽減につながるでしょう。

もうひとつ、自転車対応の衝突軽減ブレーキはその名のとおり自転車が飛び出してきたときの自動ブレーキに対応しています。

自転車に限らず、これまでも多くの軽自動車で自動ブレーキは搭載されてきました。でも、実情はほとんど機能してなかったんですよね。名ばかりの自動ブレーキで、実際にはぶつかってしまう車が多かった。

そんななか、動画でもわかるとおりN-WGNの自動ブレーキシステムはしっかりと作動します。

名ばかりの自動ブレーキとは決別する。そんな意思も、N-WGNから感じることができますね。

シートベルト制御やエアバッグなど細かく配慮

Honda SENSINGの衝突安全
サイドエアバッグシステム前席/後席対応。カーテンエアバッグも
転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム「早く」「やさしく」「長く」ふくらんで、さまざまな体格や衝突状況に対応
衝突安全設計ボディー衝突時の衝撃(G)を制御する安全技術「G-CON」採用
プリテンショナーELRシートベルト衝突時、瞬時にシートベルトを引き込んで体を固定
頚部衝撃緩和フロントシート後方から低速で追突された際に、首への負担を軽減する
後席シートベルト締め忘れ警告灯ルームミラー上部のランプでお知らせし、シートベルトの着用を促す

衝突安全は地味なのであまり語られることはないのですが、車の乗る人を守るとい意味で非常に重要です。

N-WGNに関しては、大きく分けて2つの衝突安全についてふれておきます。

まずはサイドカーテンエアバッグを含めた、エアバッグシステムです。最近でこそサイドのカーテンんエアバッグ搭載の車種は増えてきましたが、まだまだ少ないのが実情です。

軽自動車はボディが弱いですから、万が一衝突されたときの衝撃は普通車よりも大きいです。それを軽減するためにも、サイドのカーテンエアバッグが大きな意味を持ってきます。

また、N-WGNは衝突時に瞬時にシートベルトががっしり固定されるので、体の揺れを最小限に抑えてくれます。

腰側のベルトも引き込むラッププリテンショナー機構を、軽自動車で初めて転席と助手席ともに採用しています。

細かい使い勝手に配慮した機能や収納スペース

N-WGNの内装や装備を見ていると「本当にユーザーの声を参考にして作ったんだな」というのがよくわかります。それくらい、使い勝手にはこだわっているからです。

細かいところこそ、日頃の使い勝手を左右すると僕は思っています。個人的に気に入ったのが以下のポイントです。

  • ▷ ドアアームレストが全席についている
  • ▷ 紫外線カットおよび遮熱するガラス(タイプ別)
  • ▷ シートヒーター(タイプ別)
  • ▷ プラズマクラスター搭載エアコン(タイプ別)
  • ▷ 前後/上下に位置を調節できるハンドル
  • ▷ 2段ラックモードで上下の積み分けが可能

ドアアームレストが全席についている

N-WGNのドアアームレスト

画像:ホンダ公式サイト

これはかなり地味なんですが、車内で快適に過ごすという意味ではとても重要です。

普通車だと当たり前に付いているんですけど、軽自動車ってアームレストが付いてない車種が意外と多いんですよね。最近でこそ当たり前になりつつありますが。

アームレストがあると、肘をつくことができるので外を眺めたり、体勢を変えたいときに役立ちます。

僕はアームレストのない軽自動車に乗ったとき初めてアームレストの重要性を痛感しました。当たり前すぎて気づかないけど、じつはアームレストってけっこう重要なんですよね。

紫外線カットおよび遮熱するガラス

N-WGNの遮熱ガラス

画像:ホンダ公式サイト

タイプ別設定にはなりますが、N-WGNには紫外線カットと遮熱ガラスが採用されています。

シミの原因となる紫外線カットは女性のみならず男性にも嬉しいですよね。

遮熱ガラスについては小さな子どもを乗せる場合などにも安心ですし、エアコン効率を上げるという意味でも一役かってくれるはずです。

冬場に嬉しいシートヒーター

N-WGNのシートヒーター

画像:ホンダ公式サイト

冬場は寒さでツライ思いをすることが多いですが、シートヒーターがその寒さを和らげてくれます。

他の軽自動車と比較すると採用例の少ない機能なので、これもN-WGNのメリットといえるでしょう。

花粉やウィルスを撃退するプラズマクラスター搭載エアコン

N-WGNのプラズマクラスター

画像:ホンダ公式サイト

僕は自宅のリビングでプラズマクラスター搭載の空気清浄機を使っていますが、おかげさまで大きな風邪などは引かなくなりました。

だからこそ、プラズマクラスターへの信頼は大きいんですが、それが車でも使えるのはメリット大ですね。

車内ってじつはけっこう空気環境が劣悪だったりするんですよ。外気循環すれば外の悪い空気も車内に入ってきちゃうし、冬場は車内が乾燥しまくりなのでノドにも良くない。

こうした悪い環境も、プラズマクラスター搭載のエアコンが解決してくれるというわけです。

前後/上下に位置を調節できるハンドル

N-WGNのテレスコピック&チルトステアリング

画像:ホンダ公式サイト

Hondaの軽自動車で初めて採用したテレスコピック&チルトステアリング。

要するに、ハンドルを自分の快適な位置に調節できる機能のことです。

軽自動車とはいえ、いろいろな体格な人が乗ることも当然あるわけですから、夫婦で乗るときなんかにも活躍してくれる機能でしょう。

2段ラックモードで上下の積み分けが可能

N-WGNの2段ラックモード

画像:ホンダ公式サイト

軽自動車の弱点って収納力だったりするんですが、N-WGNは2段ラックモードでその弱点をカバーしています。

備え付けのボードを使えば、上下で積み分けが可能になります。これにより、高さの異なる荷物を効率的に収納ができるようになるわけです。

あと、細かいところだとボードの高さが、ショッピングカートの高さとほぼ同じに設定されています。荷物の積み込みがしやすくなる配慮です。

オートブレーキホールド機能が最高

N-WGNのオートブレーキホールド

画像:ホンダ公式サイト

運転性能というか機能的な面では、オートブレーキホールド機能がかなり良いです。

これは停車中にブレーキペダルから足を離しても、停車状態とアイドリングストップが続くというもの。つまり、渋滞中にずっとブレーキを踏んでおく必要がありません。

ブレーキを放しても停止状態が続くので、足の疲労感を軽減できます。

発進するときにはアクセルを踏むだけなので、解除もかんたん。

ブレーキを踏まなくて停止できるので、停止中に後部座席の荷物を取るときや、コインパーキングで駐車券を取るときなどでも安心ですね。

N-WGNの燃費性能はまずまず

  • N-WGNの燃費性能
  • WLTCモード 23.2 km/L
  • ▷ JC08モード 29.0 km/L

スズキ・アルト、ダイハツ・ミライースなどはリッター30kmを超えているため、さすがにそこには勝てませんが、N-WGNの燃費性能は、他社の同格モデルと比べても遜色ありません。

ちなみに、N-WGNにはFF(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)の2種類があります。燃費を重視するのであればFFを選びましょう。

N-WGNはカスタムのほうが価格が高い

N-WGN

グレードFF (前輪駆動)
4WD (四輪駆動)
N-WGN G1,274,400円1,405,080円
N-WGN L1,339,200円1,469,880円
N-WGN L ターボ1,501,200円1,631,880円

N-WGN カスタム

グレードFF (前輪駆動)
4WD (四輪駆動)
N-WGN カスタム G1,512,000円1,642,680円
N-WGN カスタム L1,587,600円1,718,280円
N-WGN カスタム L ターボ1,663,200円1,793,880円

N-WGNのデメリットはほとんどなし

N-WGNのデメリット

画像:ホンダ公式サイト

 

自分でも欲しいと思うくらい、N-WGNの完成度は高いです。

ただ、すべての要件を満たすほどの車は存在しないのも確か。N-WGNにも少なからず欠点はあります。

  • ・シート調節が手動
  • ・ステアリングのヒーターが付いてない

僕はN-WGNの外観デザインについては満点をあげてもいいくらい気に入っています。

そして内装や機能面については大きな不満はありません。

強いて挙げるなら「シート調節が手動」、「ステアリングのヒーターが付いてない」という2点が不満です。

ただ、これらの機能を軽自動車の価格帯で求めるのは酷なのもわかっているので、正直無理な要求だとは思っています。

とはいえ、夫婦で運転を交代するときはシート調節の保存機能があったほうが便利だし、ストレスが少ないの確実です。

あと、冬場に車を運転するとき、ハンドルを握る手がずっと冷たいというのが僕はイヤなので、ステアリングヒーターが付いていると嬉しいですね。

N-WGNのデメリットとしては見逃せるポイントではありますが、これらが実現できたら軽自動車のなかでは向かうところ敵なしといった状態になれると思います。

N-WGNのライバル車は?競合させたい車種

  • ・日産 デイズ
  • ・ダイハツ ミラトコット
  • ・スズキ ワゴンR

正直、現状でN-WGNに真っ向から対抗できる軽自動車は非常に少ないです。僕が比較するとしたら、日産・デイズが一番ライバルとしては互角だと思います。

ただ、安全性能や使い勝手はN-WGNのほうが優れていますし、なにより日産・デイズの外観デザインは目も当てられないほどヒドイものなので、僕は買いません。

というわけで、N-WGNはいまのところ死角なし。軽自動車を買うのであれば、真っ先に検討したい車種であることは間違いないです。

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ホンダ(HONDA)
この記事を書いた人

カーライフアドバイザーとして、雑誌やWebで車に関する記事を執筆しています。毎分毎秒、車のことを考えてる車好き。現在の愛車はボルボ・V60です。憧れの車種はランドローバー「ディフェンダー」。単純に車が好きなので、”深すぎない”記事にこだわっています。千葉県在住。【くわしいプロフィール】

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