意外と大変?オープンカーのお手入れ方法と維持費

オープンカー

オープンカーに魅力を感じつつも、買ったあとの維持が意外と大変なのではないかと不安で、購入の踏ん切りがつかない方もいることでしょう。

そんな方のために、オープンカーのお手入れ方法と維持費について解説します。

オープンカーには2つのタイプがあり、それぞれお手入れ方法や維持費は異なる

ひとことでオープンカーといっても、大別するとソフトトップとハードトップの2種類があります。

この2種類は、それぞれでお手入れ方法や維持費が異なるため、次からの項目ではタイプごとに分けて解説します。

ソフトトップのお手入れは、洗車と保管に注意

ロードスターソフトトップ

まずソフトトップ仕様車についてですが、トップには布製またはビニール製の幌が用いられています。

幌を手動または電動で開閉する方式が主流となっていますが、幌を手作業で着脱するシンプルな方式もあります。

洗車機は使えない

屋根に幌が用いられているからといって、特に面倒なお手入れが必要になるわけではありません。

ただ、洗車の方法と保管の方法は、ハードトップ車と異なる部分があります。

まず洗車に関してですが、基本的にガソリンスタンドの洗車機は使えません

なぜなら、幌とガラスの合わせ目などから車内に水が入ってしまう可能性があるからです。

さらに、リアウィンドウがアクリル製やビニール製の場合は、ブラシで傷が付いてしまう可能性があります。

したがって、自分で洗車をするか、ガソリンスタンドに頼む場合は手洗い洗車を選択する必要があります。

手洗い洗車はソフトトップ専用の洗剤がベスト

自分で洗車をする場合、作業を始めるにあたっては、まず最初に幌がしっかり閉まっていることを確認します。

すきまが開いていると、そこから車内に水が入ってしまい面倒なことになります。

最初に幌に水をかけ、砂やほこりなどを洗い流しますが、その際に幌とガラスの合わせ目に水を直接かけないようにします。

水洗いが済んだら、スポンジにカーシャンプーをしみ込ませて汚れを落としていきます。

カーシャンプーは一般的な製品でも問題ありませんが、幌を有害な紫外線から保護してくれる、ソフトトップ車専用のカーシャンプーがベターです。

また、力を入れてゴシゴシ洗うと幌が痛んだり、最悪の場合破れてしまうおそれがあるので、優しく洗うことが大切です。

シャンプー洗車が終わったら、水でシャンプーをしっかり洗い流します。

最後は柔らかいウエスで拭き取りを行いますが、リアウィンドウがアクリル製やビニール製の場合は、ゴシゴシとこすると傷が付いてしまう可能性があるので、優しく拭き取るようにします。

乾燥を怠るとカビが発生することも

そのあと、幌を上げたままの状態でしっかりと乾燥させます。

濡れたままで幌を格納してしまうと、劣化やカビの要因になるので要注意です。

また、洗車のあとで、念のため撥水・防水効果のあるオープンカー用のメンテナンス剤を塗り込んでおけば万全です。

メンテナス剤を使う頻度は、半年に1回くらいで十分でしょう。

紫外線ヤケを防ぐために、直射日光は避けたい

次に保管に関してですが、幌をよい状態に保つためには出来れば屋根付きのガレージか、せめてカーポートの下で保管したいところです。

それが無理な場合は、ボディカバーをかぶせておくようにします。

ボディカバーを利用する場合は安物ではなく、ムレを防止できるゴアテックス製の上等なものを購入しましょう。

【オープンカー】幌の寿命とお手入れにおける注意ポイントとは?

維持費は、特に高いわけではない

ソフトトップ仕様車の維持費に関してですが、一般的なセダンやクーペなどと比べても、それほど大きな差はありません。

さきほど紹介したメンテナンス剤にしても、3千円程度で手に入るので、さしたる負担にはならないでしょう。

ただ、幌が電動開閉式の場合は、まれにモーターの故障などにより開閉ができなくなることがあります。

保証期間中なら無償で修理してもらえますが、保証期間を過ぎている場合は有償になってしまいます。

輸入車の場合は、それなりの金額になるのを覚悟した方がよいでしょう。

ハードトップ仕様車のお手入れ方法と維持費は?

ハードトップのロードスター

ハードトップの方式には、「デタッチャブルトップ」と呼ばれる着脱式と、「リトラクタブルハードトップ」または「クーペカブリオレ」などと呼ばれる電動開閉式があります。

いずれの場合も、ハードトップの素材には軽量なアルミニウムやFRPなどが用いられています。

耐久性や耐候性は、幌と比べるとはるかに優れています。

お手入れ方法は、セダンなどとほぼ同じ

洗車の際は、車が新しければ基本的に洗車機を使っても大丈夫です。

しかし、古い車の場合は着脱部や開閉部のすき間から車内に水が入ってしまう可能性があります。

また、ウィンドウがアクリル製の場合は、ブラシによる洗車傷が付いてしまうこともあるので注意が必要です。

自分で洗車する際は、着脱部や開閉部のすき間に高圧の水をかけないよう注意すれば、そのほかの手順はセダンやクーペなどと変わりません。

また、保管に関しても、基本的にセダンやクーペなどと同じと考えて差しつかえありません。

維持費は、故障がなければセダンなどと変わらず

電動開閉式の場合は、モーターの故障などにより開閉ができなくなり、修理代がかかることがあります。

それをのぞけば、維持費はセダンやクーペなどと変わりません。

新車のオープンカーなら、購入後のことを不安がる必要はない

オープンカーを新車で購入する場合は、ソフトトップ方式であれハードトップ方式であれ、購入後の手間や維持費などに関して特に不安を持つ必要はありません。

ソフトトップ仕様車の場合は、ボディカバーの購入などで余分なお金がかかるかもしれませんが、もともとオープンカーはぜいたくな車なので、そのくらいの出費は是としましょう。

一方、オープンカーを中古車で購入する場合は、特に年式の古い車は雨漏れの心配がありますし、電動開閉式の場合は故障のリスクも頭に入れておかないといけません。

とはいえ、オープンカーにはそんなリスクも吹き飛ばしてしまうくらいの魅力があります。

オープンカーが欲しいと思ったら、先々のことは深く考えずに買ってしまおう!と個人的には思います。

ひとつアドバイスがありますが、いま乗っている車を手放す場合は、販売店に下取りに出すよりも車の一括査定を利用した方が高く売れます。

なぜなら、車の一括査定は、数ある中古車買取店の中から一番高い査定値を付けくれるお店がみつかるサービスだからです。

オープンカーへの買い替えにあたっては、必ず複数の買取店に査定をしてもらい、愛車を最高額で売却するようにしたいですね。