本当に危険?車の個人売買で注意すべき3つのポイント

車の個人売買の危険性 車の査定・買取

車の個人売買はなぜ危険と言われるのでしょうか?

車の買い替えや売却をするときに一般的なのが下取りや中古車買取店での査定です。
しかし、なかには個人売買(オークションなど)を使って車を売りたいと考えている人もいるでしょう。

個人売買にはどんなメリットがあるのでしょうか?
また、車を個人で売却するときにはどんな危険性があるのでしょうか?

車の個人売買で注意すべきポイントについてわかりやすく解説します。

車の個人売買をするメリットとは?

車の個人売買のメリットはいったいどんなところにあるのでしょうか?
1つずつ確認してみましょう。

  • ・車を高く売れる可能性がある
  • ・消費税がかからない
  • ・カスタム車(改造車)が評価されることも

業者の手数料やコストが必要ないから高く売れる

個人売買を利用する最大のメリットは「買取価格が高くなる可能性がある」ことにあります。
車を売るときによく利用される下取りや買取店は、必ずマージン(手数料)などが差し引かれます。

それもそのはず、買取業者は人件費や車のメンテナンスに多くの費用をかけているからです。

しかし、個人売買であればそういった手数料などのコストは発生しません。
もし発生するとしても、それはお互いの取り決めになるので透明性が確保されるはずです。

こうした余計なコストがかからない分、高い値段で売れる可能性があります。

消費税がかからないので車が安く買える

これは購入する側のメリットです。

消費税は事業として売買をしている人に課せられる税金です。ですから、お店で買物をするときには必ず消費税がかかります。

消費税を10%で計算した場合、100万円の車を業者と売買すれば10万円分の税金がかかります。

しかし個人売買であれば、そこに事業性がないので消費税は必要ありません。
たとえば100万円の車を業者から買った場合と個人から買った場合で比較すると、単純計算で10万円も差が生まれることになります。

個人売買では消費税分が不要になるのでより安い価格で購入することが可能になります。

消費税の分だけ安く買えるというのは、個人売買のメリットの1つです。

カスタム車や痛車なども高く評価される

スポイラーを付けたり、ヘッドランプをカスタムしたり、ホイールをアルミにしたり…。

そういったカスタムはオーナーにとってみれば大きな価値かもしれませんが、買取店の査定額が上がることはありません。
なぜなら、買取店は誰にでも買える普通の車の方が売りやすいからです。

車を改造していると、購入してくれる人が限定されてしまうため、業者の不良在庫になるリスクが高くなってしまいます。

その点、個人売買はそういったカスタム車を求めている人と直接取引することが可能です。
買い手がそのカスタム車に満足していれば、買取店よりも高く売却することができるでしょう。

極端な例でいえば、ステッカーで張り巡らされた痛車などは同じ趣味嗜好を持つ人同士で売買できるメリットがあります。

車を個人売買したい人が集まる掲示板もあるので、そこに自分の車を紹介すれば欲しい人と交渉することができるわけです。

車の個人売買のデメリットと危険性とは?

ここまではメリットをご紹介しましたが、反対にデメリットもあります。
1つずつ確認しましょう。

  • ・面倒な手続きをすべて自分で行う必要がある
  • ・金銭トラブルが起こりやすい
  • ・車両の受け渡しが大変
  • ・適正な相場で売買されないことがある

車の売買手続きは非常にハードルが高い

1つ目のデメリットは時間と手間が非常にかかるということです。
買取業者に売却すれば、名義変更や譲渡証明書などの手続きを代行してくれるので気にする必要はありません。

しかし、個人売買では話がガラッとかわります。

まず陸運局や警察署に出向いて、売買にかかる手続きをすべて自分で行わなければいけません。
必要書類も非常に多いため、素人が手を出すにはハードルがどうしても高くなってしまいます。

手続き方法なども調べてから行わないと、書類不備などでかなりの時間がかかることも。

高く売れる(あるいは安く買える)からといって安易に個人売買に手を出すと後悔する可能性も高いのです。

代金や車をきちんと受け取れない危険性がある

オークションなどの個人売買でもっとも多いのがお金のトラブルです。

車を売ったのに、代金が振り込まれない。分割払いなどの支払いが滞る。小切手が不渡になる。

あるいは、車の購入代金を払ったのに車の引き渡しが行われないケースもあります。

個人売買ではこういった事態が起きたとしても、すべて自分の手で解決しないといけません。

トラブルが深刻になると自分では解決できないこともあります。

そうなると弁護士に依頼をして、民事訴訟を起こして…。と、考えたくないことばかりです。
弁護士費用をムダに払ったがために、個人売買で得られた金銭的なメリットが吹っ飛ぶことも十分に起こり得ます。

本来の価格よりも安く売買される可能性も

中古車の相場を個人で把握するのは難しいところがあります。なぜなら、中古車市場の価格というのは非常に不透明だからです。

ですから、本当はもっと高く売れたはずの車が安く買い取られてしまったというケースもよく起こっています。

売る人はできるだけ高く売りたいですし、買う人はできるだけ安く買いたい。
こうした思惑があるため、自分の身は自分で守るしかありません。

もし個人売買をするのであれば、客観的な相場をあらかじめ調べておきましょう。

そうしないと売買金額でもめてしまい、大きなトラブルにつながる危険性があります。

車の個人売買は危険を承知のうえで行おう

ここまで個人売買のメリットとデメリット、そして注意点をご紹介しました。

個人売買には車を高く売却できる可能性がありますが、さまざまな危険と隣合わせでもあります。

もしオークションをはじめとする個人売買に手を出すのであれば、手続きや中古車の相場をきちんと調べ、万全の準備をしてのぞみましょう。

デメリットの1つ「適正な相場で売買されないことがある」を避けるためには、客観的な中古車相場が手元にあるといいでしょう。

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