見た目の愛らしい印象からは想像できない、本格的な走りを楽しめるのがルノー・コレオス。
2009年に国内で発表されてから、マイナーチェンジを経て高い人気を維持しています。
ルノー・コレオスの価格や燃費性能、そして値引き額はどれくらいなのでしょうか?
コレオスのグレードと価格帯
コレオスのグレードは1種類のみ。「インテンス」というグレードが用意されています。
価格は385万円。
ルノーのラインナップのなかでは、比較的価格が高い車種といえます。
カラーバリエーションは以下のとおりです。
車の大きさは全長4525mm、全幅1855mmとコンパクトなボディとなっています。
日本では細い道が多いので、小回りが効くボディサイズは取り回しが良く便利です。
ルノーの車はコンパクトなものが多く、メガーヌなどと比べるとややサイズが大きく感じるかもしれません。
とはいえ、SUVとしての能力を考えるとコレオスはちょうど良いサイズ感といえるでしょう。
エンジンは2.5Lの直4エンジンの4WDとなっており、排気量はまずまずといったところ。
最低地上高(地面から床面の高さ)は200mmで、悪路の走破も十分に期待できます。
シートの座り心地はルノーならではの品質で快適です。嬉しい事に、本革シートが標準装備されています。
本革シートが不要な人にとってはイマイチかもしれませんが、高級感はルノー車のなかでも抜き出ています。
2013年のマイナーチェンジによって「BOSE製」のサウンドシステムが導入されたことで、室内の居住性がさらにアップしました。
サウンドを重視したい人にとってもコレオスは標準装備で十分に満喫できる車といえるでしょう。
燃費はJC08モードで10.4km/Lとなっており、物足りない水準といえるかもしれません。
燃料はレギュラーガソリンを使用するので、毎日の維持費負担はやや軽減されるでしょう。
ただし、SUVとしての性能を求めるのであれば燃費はある程度あきらめるしかない部分もあります。
ルーフは電動スライド式になっており、自由に開閉が可能。
心地いい風を車内に送り込む役割をになってくれるはずです。
コレオスで旅行をするだけで、旅のエッセンスが1つ増えますね。
コレオスの安全性能は?
コレオスの安全性能は他社のSUVと目立ったちがいは見られません。
衝突回避の自動ブレーキとしてEBA(緊急時ブレーキアシストシステム)を搭載。
自動ブレーキは国産車では標準装備されている車も多くなっているので、うれしいところですね。
6つあるエアバッグはフロント、サイド、カーテンの3種類となっており、搭乗者をケガから守ります。
エアバッグの充実度は高いといえるでしょう。
それ以外にも、ヨーレイトセンサーが搭載されているのもポイントです。
これは曲がり角でのコーナリングで旋回方向への回転角の変化速度を感知して車の状態を検知する役割があります。
車の運転がしやすくなるので、コレオスでの運転が軽やかに感じられるでしょう。
コレオスの値引き額はどれくらい?
コレオスの値引き額は10〜30万円の範囲内となります。
外国車特有の値引きのむずかしさはあるものの、競合車種を引き合いに出すことで値引き交渉することは十分に可能です。
コレオスのデザイン性やルノーのブランド価値に惹かれて購入する人も少なくありません。
そのため、国産車よりは値引きが限定的になることもあります。
その場合には、オプションを付けてもらうことで実質値引きを図りましょう。
コレオスと競合する車種は以下のとおりです。
- ・フォード クーガ
- ・フォルクスワーゲン ティグアン
- ・ジープ コンパス
以前までは日産のムラーノが同等の価格設定でしたので、競合車種として最適でした。
ただ、ムラーノは現在新車販売を行なっていません。
もしムラーノを引き合いに出すのであれば中古車となるので、コレオスも中古車を狙うことになります。
値引き交渉をした後は、下取り価格の交渉も欠かさず行いましょう。
いま乗っている車を高く売ることができれば、新車の購入費用を節約できます。
ディーラーの下取りはもちろんのこと、他の買取店の査定を合わせて行うことで有利に交渉を進めることができます。
一括査定を活用すると複数の買取業者から査定額を出してもらうことができるので、ディーラーの競争心理を煽ることが可能です。
車の買い替えには、ぜひ活用することをオススメします。
まずはいま乗っている車の見積もりを出してもらいましょう。