スバル・インプレッサは1992年に富士重工業(現・SUBARU)が発売した車種です。
現在はインプレッサという単体名ではなく、復習の車種名に分かれています。
今回は2016-2017年の日本カーオブザイヤーを受賞したインプレッサスポーツの自動車保険料相場について解説。
保険料を安くするポイントや見積もりの取り方についてご紹介します。
インプレッサスポーツの保険料はどうやって決まるの?
具体的な保険料を見ていくまえに、まずは自動車保険の保険料がどのような条件によって決まってくるのかについて見ていきましょう。
自動車保険というと、仕組みが複雑でいろいろな補償があるためわかりづらいと思われがちです。
しかし、じつは保険料が決まる要因というのは、大きく分けて4つだけ覚えておけば問題ありません。それは以下のとおりです。
- ・年齢
- ・等級
- ・車種
- ・車両保険の有無
年齢で大きく変わる保険料の仕組み
基本的なことなので、ご存じの人も多いでしょうが、保険料は年齢が若い人ほど高くなり、40代をピークに最も安くなります。
一般的に若い人ほど事故が多いとされているため、高い事故率に合わせて保険料も高くせざるを得ないという事情があります。
インプレッサスポーツは若い人はもちろん、年配の方にも人気がありますが、乗る人の年齢(被保険者)によって保険料が変わります。
安全運転を続ければ等級アップで保険料割引
等級とは、わかりやすくいえば「安全運転の評価」です。
はじめて自動車保険に加入する人は6等級からスタートし、無事故で更新をすれば1等級アップします。
この等級が上がれば上がるほど、保険料の割引率もアップします。
インプレッサスポーツは、ご存じのとおり「アイサイト」を搭載しているため、自動ブレーキ技術が他社よりも抜きん出ています。
事故率が大幅に下がったというデータも出ているので、インプレッサスポーツは等級の面では有利にはたらくでしょう。
車種によって事故率や盗難件数が変わる
車のなかにも、事故率が高い車や盗難に遭いやすい車というのがあります。当然、そういった車のほうが保険料が高くなります。
これを専門的には「保険料率」といい、自動車保険で保険金を支払うリスクが高い車は保険料が高くなるのです。
インプレッサスポーツに関して言えば、盗難についてそこまで心配する必要はありません。事故率についても、さきほど説明したとおりアイサイトの搭載によって保険料の面では有利になるでしょう。
車両保険の有だと保険料は激増する
このあとくわしい保険料相場を計算していきますが、自動車保険は車両保険の有無によって保険料がかなり違ってきます。
車両保険は、車のキズや不具合を修理するために必要な保険です。車両保険のプランごとに補償される内容はちがいますが、盗難などに遭ったときにも保険料を受けとることができます。
こうした補償内容ということもあって、車両保険を付帯すると保険料は大きな負担となります。
「とにかく保険料を安く済ませたい!」という人は、車両保険をなしにすることも検討しましょう。
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さて、ここからはインプレッサースポーツの保険料を計算していきましょう。
さきほど説明したとおり、保険料は年齢や等級などによって負担が大きく変わってきます。
まずはあなた自身が求める補償内容を考えたうえで、保険料も見積もり額を参考にしてみてください。
※実際の保険料は異なる場合がありますので、必ずインターネットの保険料見積もりで計算をしてみてください。
21歳・インプレッサスポーツの保険料はいくら?
- ・グレード:1.6 i-L アイサイト
- ・年齢条件:21歳以上
- ・等級:6
- ・年間走行距離:3,000km
- ・免許証:ブルー
- ・対人賠償:無制限
- ・対物賠償:無制限
- ・運転者:本人限定
- ・車両保険:あり
以上の条件で計算をすると、年間464900円(月々38900円)の保険料となります。
これだけ高くなっている最大の理由は、やはり年齢と等級の低さです。
また、車両保険を「あり」にしているため、補償は充実しますが保険料は高くなります。
もし車両保険を「なし」にすれば、年間215100円(月々18100円)となり、負担は軽くなります。
35歳・インプレッサスポーツの保険料はいくら?
- ・グレード:2.0 i-L アイサイト
- ・年齢条件:35歳以上
- ・等級:18
- ・年間走行距離:5,000km
- ・免許証:ゴールド
- ・対人賠償:無制限
- ・対物賠償:無制限
- ・運転者:配偶者限定
- ・車両保険:あり
以上の条件で計算をすると、年間159400円(月々13280円)の保険料となります。
年齢が高くなっており、等級による割引の恩恵が大きくなっているため、さきほどよりも保険料がかなり安くなっています。
また、ゴールド免許割引が適用される保険会社であれば、さらに割引率もアップするでしょう。
ここでは運転者の範囲を「配偶者限定」にしているため、夫婦以外の人は運転ができません。自分の子どもや両親などが運転できるようにするには、家族限定や限定なしを選ぶ必要があります。
ご覧いただいたように、保険料はあなたの条件次第で大幅に変わってきます。
保険会社によっても、保険料はかなりちがうので、インプレッサスポーツの自動車保険を決めるまえには必ずインターネットの一括見積を活用して、保険料を比較するようにしましょう。