車の保険は基本的に毎年更新です。1年に一回なので、ついうっかり失効してしまった人もいるはずです。
自動車保険は期限が切れてしまうと無保険状態となるため、大変危険です。いますぐ対処する必要があります。
自動車保険をうっかり失効してしまったときの対処法について解説します。
自動車保険を失効したとき、最初にすべきこと
自動車保険が失効している状態で車を運転するのは危険です。
なぜなら、その状態で事故を起こしてしまうと多額の賠償金が発生してしまうからです。自動車保険が有効なら保険を使えばいいだけの話ですが、失効中は保険を使えません。たとえどんなに真面目に保険料を払ってきたとしてもです。
もしいま入っている自動車保険が失効してしまったのなら、いますぐ保険会社に連絡を入れて下さい。
そして、保険を継続する旨を伝えることが必要です。失効した場合の対応は保険会社によって異なりますので、担当者の指示に従って手続きを進めてください。
失効しても自動車保険は継続できる?
失効してしまった自動車保険でも、手続きをすれば継続できる可能性があります。
さきほど説明したとおり保険会社によって対応は異なりますが、たとえばソニー損保の場合、以下のような条件で継続が可能です。
失効した日から1年以内であれば、所定の条件・手続方法で、ご契約の復活を請求できます。
たとえうっかり失効してしまっても、失効日から一定期間内であれば契約を復活することが可能です。
ですから、失効をしても早めに手続きをすれば問題ありません。
うっかり失効してしまう原因は?
失効することなく継続ができればいいですが、失効してしまう人は一定数います。なぜうっかり失効してしまうことがあるのでしょうか?
失効するほとんどの人は、保険料が払えずに滞納してしまうのが原因です。
保険を契約していると、ハガキやメールで保険契約更新日が通知されるはずです。うっかり忘れていても、本来であれば思い出すことができるはずでしょう。
しかし、満期日がわかっていても、お金がない以上は払えないですよね。
保険料が払えないということは、収入が厳しいという理由もあるでしょうが、単純に保険料が高いだけという可能性もあります。
もし保険料を払えずに失効してしまったのなら、もう一度自分に合ったプランなのか見直すといいでしょう。
たとえば、車両保険をなしにするだけで保険料はかなり安くすることができます。また、ほかの保険会社に乗り換えることで保険料を抑えることも可能です。
最も安い自動車保険を比較してみる【無料】失効するといままでの等級がすべて失われる
自動車保険を継続して何年も加入している人は、なるべく失効しないように手続きをするべきです。
なぜなら、自動車保険を失効するとそれまで積み上げてきた等級がなくなってしまうからです。
自動車保険の等級は満期を迎えるごとにランクがアップし、保険料が安くなります。しかし、失効によって等級がふりだしに戻ってしまうと、割高な保険料を払わなければいけません。
ですから、たとえば保険料の未納分が高額になっていたとしても、なるべく失効せずに契約を復活させたほうがお得です。
失効のタイミングで自動車保険を見直すべき
もし自動車保険を失効してしまって、等級も最初からになってしまったらどうすればいいでしょうか?
その場合、いままで入っていた保険会社はきっぱり見限って、あたらしい自動車保険を選び直しましょう。
さきほど説明したとおり、失効してしまう多くの人が保険料を払えていません。つまり、保険料が高いのです。
ですから、あなたに合った保険料と最適な補償内容で加入できる保険会社に見直すことをおすすめします。
失効するとただでさえ等級が低くて保険料が高くなるはずなので、複数の保険会社を比較して最安のプランに加入しましょう。
まちがっても無保険にしてはいけません。