通販型の自動車保険はインターネットから申し込むと割引になることがほとんど。
いわゆるインターネット割引ですね。
インターネット割引はどこの会社も同じ?いいえそんなことはございません。
その割引額は保険会社によって大きくちがうのです。
ですから、どの自動車保険を選ぶかによって、年間の保険料が大きく変わってくることがあります。
また、注意したいのが「新規」と「継続」によるインターネット割引のちがいです。
のちほどくわしく説明しますが、新規加入と継続では割引率が変わってきます。
今回はインターネット割引を自動車保険ごとに徹底比較します。
自動車保険の継続でインターネット割引を有利に活用したい人は、それぞれの保険を見比べてみましょう。
自動車保険各社のインターネット割引を比べてみよう
保険選びをするときに欠かせないのが「割引制度」です。
さきほど説明したように、インターネット割引は会社によって割引率が異なります。
また、新規加入なのか?あるいは継続契約なのか?によっても割引率はちがうんですね。
ここでは代表的に自動車保険会社に絞って、インターネットの割引率をチェックしていきましょう。
保険見直しの参考にしてみてくださいね。
ソニー損保のインターネット割引
ソニー損保は新規契約と継続契約でインターネット割引の金額が異なります。
- ・新規契約 -8,000円
- ・継続契約 -5,000円
- ・他社からの継続 -2,000円
SBI損保のインターネット割引
SBI損保は新規契約と継続契約でインターネット割引の金額が同じです。
- ・新規契約 -5,500円
- ・継続契約 -5,500円
SBI損保は新規・継続ともに5,500円と同じとなっています。
これに加えて「保険証券」を不発行にすると、さらに500円の割引が適用されます。
保険証券の不発行を組み合わせること、新規・継続契約ともに年間6,000円のインターネット割引が適用となります。
アクサダイレクトのインターネット割引
アクサダイレクトは新規契約と継続契約でインターネット割引の金額が異なります。
- ・新規契約 最大-10,000円
- ・継続契約 一律-1,000円
新規契約の場合は「一括払い」と「分割払い」2つの条件、そして保険料によって割引額が異なります。
一括払いのとき
分割払いのとき
チューリッヒのインターネット割引
チューリッヒのインターネット割引は新規契約と継続契約でインターネット割引の金額が異なります。
- 新規契約 最大-12,000円
- 継続契約 一律-1500円
新規契約は年間保険料によって、割引額が変わってきます。
- ・年間保険料が30,000円未満:-2,500円
- ・年間保険料が30,000円以上45,000円未満:-5,000円
- ・年間保険料が45,000円以上60,000円未満:-7,000円
- ・年間保険料が60,000円以上80,000円未満:-10,000円
- ・年間保険料が80,000円以上:-12,000円
これに加えて、保険証券を発行しない「e証券割引」を使うと、さらに500円の割引が適用されます。
三井ダイレクト損保のインターネット割引
三井ダイレクト損保のインターネット割引は新規契約と継続契約で金額が異なります。
- ・新規契約 最大-10,560円
- ・継続契約 最大-3,120円
新規契約は年間保険料や支払い方法によって割引額が異なります。
年払いのとき
月払いの場合
イーデザイン損保のインターネット割引
イーデザイン損保は新規・継続契約のどちらであっても、割引金額は変わりません。
- ・新規契約 -10,000円
- ・継続契約 -10,000円
更新時でも割引金額が変わらないのがイーデザイン損保の特徴です。
そんぽ24のインターネット割引
- ・新規契約 8%割引
- ・継続契約 5%割引
新規契約だと保険料の8%が割引になります。
継続契約だとインターネット割引は5%ですが、それとは別に「継続割引」で3%割引が適用されます。
よって継続でも更新時に合計で8%の割引です。
インターネット割引だけで決めてはいけない?
ご覧いただいたように、インターネット割引は保険会社によって大きく変わってきます。
たとえば、更新時の割引を比較してみましょう。
上記で紹介した中で最も更新時のインターネット割引率が大きいのは「イーデザイン損保」の-10,000円です。
反対に更新時のインターネット割引率が最も低いのは「アクサダイレクト」の-1,000円です。
その差はなんと9,000円にもなります。
ですから、一見すると割引額が大きいほうがお得に思えます。
しかし、実際のところインターネット割引は大きいものの、保険料自体が高い可能性も否定できません。
つまり、トータルで考えるとインターネット割引率が低い自動車保険のほうが保険料が安くなることもあるのです。
自動車保険の更新はインターネット割引だけで、見るのではなくトータルの保険料で見ることが大切。
どこの自動車保険が1番安くなるのは条件によって異なるので、やはり比較してみないとわかりません。
更新時は保険料を見直すチャンスでもあります。
できるだけ複数の自動車保険を比べて、自分に合った自動車保険と契約したいところですね。
まずは気軽に見積もりをとって、保険料を比較してみましょう。