「アクア」と「ヴィッツハイブリッド」の違いは?燃費と装備を比較!

「アクア」と「ヴィッツハイブリッド」の違いは?燃費と装備を比較! トヨタ(TOYOTA)

トヨタのハイブリッド・コンパクトカー「アクア」と「ヴィッツハイブリッド」は、同じメーカー同士でありながら競合関係にあります。

この2台の違いがイマイチ分からない、という方のために、燃費や装備の差などを検証してみました。

全長と室内長はアクアが大きく、室内高はヴィッツハイブリッドが大きい

アクアの室内長

まずはじめに、アクアとヴィッツハイブリッドのボディの違いを検証してみましょう。

ボディタイプはともに5ドアハッチバックですが、スタイリングは結構異なっています。

アクアが流麗でスポーティなイメージにまとめられているのに対し、ヴィッツハイブリッドは丸みがあってややズングリした雰囲気です。

ボディの大きさや室内スペースなどは、以下のような違いがあります。

車名 全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm) ホイール
ベース(mm)
室内長(mm) 室内幅(mm) 室内高(mm) 車両重量(kg) 最小回転半径(m)
アクア 4,050~4,060 1,695~1,715 1,455~1,500 2,550 2,015 1,395 1,175 1,060~1,100 4.8~5.4
ヴィッツハイブリッド 3,945 1,695 1,500 2,510 1,920 1,390 1,240 1,100~1,110 4.7~5.6

ボディサイズを比べると、全長はアクアのほうが100mmほど長くなっています。

室内寸法について、室内の長さはアクアのほうが大きく、室内の高さはヴィッツハイブリッドの方が大きくなっています。

居住性は、ヴィッツハイブリッドは室内の短さを室内の高さでカバーしているため、結果としてアクアとほぼ互角です。

荷室スペースは、奥行きは2台とも大きな差がないため、室内が高い分だけヴィッツハイブリッドのほうがやや勝っています。

室内の長さはアクア、高さはヴィッツ

アクアとヴィッツのパワートレインは共通だが、燃費は違う

ヴィッツのハイブリッドシステム

続いて、アクアとヴィッツハイブリッドのパワートレインの違いを検証します。

じつのところ、2台のパワートレインは共通で、最終減速比まで同じです。

表に示すと、以下のとおりになります。

駆動方式 エンジン種類 エンジン最高出力(ps) エンジン最大トルク(kg・m) モーター種類 モーター最高出力(ps) モーター最大トルク(kg・m) トランスミション 最終減速比
FF 1.5L直4ガソリン 74 11.3 交流同期電動機 61 17.2 電気式無段変速機 3.190

ただ、燃費(JC08モード)は以下のとおり若干違いがあります。

  • ・アクア 34.4~38.0km/L
  • ・ヴィッツハイブリッド 34.4km/L

アクアは最廉価グレードの「L」のみ38.0km/Lで、それ以外はヴィッツハイブリッドと同じ34.4km/Lとなっています。

アクア・Lのみ燃費が優れているのは、車両重量が1,060kgと2台の各グレードの中でもっとも軽いためでしょう。

燃費はアクアがやや優れている

足回りはヴィッツハイブリッドよりもアクアの方が充実

アクアの走行性能

続いて、アクアとヴィッツハイブリッドの足回りの違いを検証します。

車名 フロントサスペンション リアサスペンション フロントスタビライザー リアスタビライザー ホイール タイヤ
アクア ストラット式 トーションビーム式 あり なし 5.5J×15インチスチール、
または6J×16インチアルミ
185/60R15、
または185/60R16
ヴィッツハイブリッド ストラット式 トーションビーム式 なし なし 5J×14インチスチール、
または5.5J×15インチスチール
および6J×16インチアルミ
175/70R14、
または185/60R15
および195/50R16

フロントサスペンションにコーナリング時のロールを抑えるスタビライザーが付くのは、アクアだけです。

また、ヴィッツハイブリッドには14インチホイール&タイヤ装着車がありますが、アクアにはありません。

足回りに関しては、アクアのほうがやや充実したものとなっています。

デジタルメーターのアクア、アナログメーターのヴィッツハイブリッド

アクアのインパネ

次に、アクアとヴィッツハイブリッドの内装の違いを比較してみましょう。

まず、2台はインパネ(インフォメーションパネル)がデザインが大きく異なります。

アクアがデジタル式センターメーターが備わるモダンなイメージであるのに対し、ヴィッツハイブリッドはアナログ式メーターが運転席正面に備わるオーソドックスなデザインです。

メーターの視認性は、ヴィッツハイブリッドのほうが優れています。

一方、シート表皮はヴィッツハイブリッドが全車ファブリックです。

アクアはファブリックのほか、上級グレードには合成皮革や合成皮革+ファブリックが採用されています。

好き嫌いによって好みが分かれるでしょうが、一般的に見ればアクアのほうが内装は充実しているでしょう。

内装はデジタルメーターなど、アクアのほうが充実

スポイラーや遮音ガラスならアクア、オートライトやナノイーならヴィッツハイブリッド

vitz

続いて、アクアとヴィッツハイブリッドの装備の違いを検証します。

2台のおもな装備は、以下のとおりになります。

車名 リヤルーフスポイラー オートライト 高遮音性ガラス トヨタセーフティセンスC
(安全運転支援システム)
シートヒーター ナノイー
アクア 全車に標準装備 グレードにより標準装備、
またはメーカーオプション設定
最廉価グレード以外に標準装備 グレードにより標準装備、
またはメーカーオプション設定
全車にメーカーオプション設定
(運転席・助手席)
全車にメーカーオプション設定
ヴィッツハイブリッド 最上級グレードのみに標準装備 全車に標準装備 設定なし グレードにより標準装備、
またはメーカーオプション設定
グレードにより標準装備、
またはメーカーオプション設定
(運転席のみ)
最廉価グレード以外に標準装備

アクアのメリットは、高速走行時の安定性を高めるリヤルーフスポイラーが全車に装備されることや、室内の静粛性を高める高遮音性ガラスが最廉価グレードをのぞく全車に装備されることなどです。

一方、ヴィッツハイブリッドのメリットには、周囲の明るさに応じてヘッドライトを自動でオン・オフするオートライトが全車に装備されます。

また、ヴィッツハイブリッドはエアコン吹き出し口から肌や髪にやさしいイオンを放出するナノイーが最廉価グレードをのぞく全車に装備されることなどがあげられます。

総合的にみると装備面では一長一短があり、どちらが充実しているとは一概には言えません。

価格はアクアよりもヴィッツハイブリッドの方が高い

次に、アクアとヴィッツハイブリッドの価格と税金の差を見てみましょう。

車名 価格 自動車取得税 自動車重量税 自動車税
(登録翌年度)
アクア 178万5,240円~
208万9,800円
約44,600円~
約52,200円減額
約22,500円減額 約25,500円減額
ヴィッツハイブリッド 181万9,800円~
223万7,760円
約45,400円~
約55,900円減額
約22,500円減額 約25,500円減額

価格は、ヴィッツハイブリッドの方がやや高く設定されています。

税制面では、2台ともエコカー減税(自動車取得税100%+自動車重量税100%)およびグリーン化特例(おおむね75%)の対象になっています。

詳細を見ると、自動車取得税は価格の高いヴィッツハイブリッドの方が減税額も大きくなっています。

一方、自動車重量税と自動車税(グリーン化特例の対象)の減税額は同じです。

トータルの購入価格では、減税分を差し引いてもヴィッツハイブリッドの方が高価です。

価格はヴィッツハイブリッドのほうが高い

走行性能で選ぶならアクア、荷室スペースで選ぶならヴィッツハイブリッド

最後に、各項目においてアクアとヴィッツハイブリッドのどちらが優れているのかをまとめてみました。

内外装

スタイリングはどちらもソツなくまとめれていますが、カッコ良さではアクアに分があるかもしれません。

内装は、上質感の面ではアクアがやや勝りますが、インパネのデザインは好き嫌いが分かれそうです。

一方、ヴィッツハイブリッドはデザイン・質感とも平均的ながら、万人受けするものとなっています。

走行性能・燃費

車両重量が軽い上、フロントサスペンションにスタビライザーが付くので、加速性能と操縦安定性ではアクアのほうが有利です。

とはいえ、ヴィッツハイブリッドが大きく劣るというほどではありません。

燃費性能に関しては、アクアの最廉価グレード「L」が突出しています。

しかし、カタログ燃費を追及するため装備を簡略化し過ぎているので、このグレードは売れていません

したがって、事実上の燃費は2台とも横並びと言えるでしょう。

居住性・荷室スペース

居住性はほぼ互角ですが、荷室スペースはヴィッツハイブリッドがやや勝ります。

装備

それぞれで装備の内容に違いがあるので、互角でしょう。

どこの装備を重視するのか、総合的な判断が必要になってきそうです。

コストパフォーマンス

価格はヴィッツハイブリッドの方がやや高いので、特に走行性能を重視する場合、ヴィッツは割高感があります。

総合的なコストパフォーマンスでは、アクアの方が若干勝るかもしれません。

とはいえ、2台ともトータルバランスの優れた車であることは間違いないので、どちらを選んでも大きな後悔はしないはずです。

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この記事を書いた人
車谷よしひこ

千葉県在住、1988年生まれの30歳。フリーランスのライターとして雑誌やWebで執筆しています。現在の愛車はボルボ・V60。平成24年式と少し古めですが、元気に走ってます!【くわしいプロフィール】



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