スバル「アイサイト」はいらない?長所と短所を検証してみた

スバル「アイサイト」はいらない?長所と短所を検証してみた スバル(SUBARU)

スバルの安全運転支援システム「アイサイト」の性能は、実際にはどの程度の性能なのか気になる人も多いはずです。

そこで、アイサイトにはどんな長所と短所があるのか、もしかしたらいらないのではないか?という疑問に応えるべく性能を検証してみました。

アイサイトはステレオカメラ方式で、バージョンは3種類ある

まず、アイサイトとはどのようなシステムなのか、おさらいしてみましょう。

前方車両などの検知はステレオカメラで

衝突被害軽減ブレーキなどを持つ安全運転支援システムには、前方の車両などの検知をミリ波レーダー、カメラ、ミリ波レーダーとカメラの併用のいずれかで行っています。

アイサイトの場合、2台のカメラによるステレオカメラ方式を採用していますが、これはは世界的にみれば少数派です。

現行車種に採用されているバージョンは2種類

アイサイトには「ver.1」「ver.2」「ver.3」の3つのバージョンがあり、最新のものほど(数字が大きいほど)性能や機能性が高くなっています。

Ver.3は、カメラの広角化や高解像度化、カラー画像化が図られ、車や歩行者などを検知する性能が向上しているのが特徴です。

この3つのバージョンのうち、現行車種では「エクシーガクロスオーバー7」にはver.2が、「レガシィ B4&アウトバック」「レヴォーグ」「インプレッサスポーツ&G4」「XV」「フォレスター(※MT車をのぞく)」にはver.3が搭載されています。

バージョンによって安全性能が異なるので、より安全性の高さを重視するのであればアイサイトの最新バージョンに対応していることが望ましいです。

アイサイトの機能は4種類または5種類

続いて、アイサイトにはどのような機能があるのかみてみましょう。

アイサイトver.2の性能は?

まず、現行車種ではエクシーガクロスオーバー7のみの搭載となったver.2の場合、以下の4種類になります。

  • ・危険を予測し衝突を回避、または被害を軽減する「プリクラッシュブレーキ」
  • ・車間距離を制御し渋滞を快適にする「全車速追従機能付クルーズコントロール」
  • ・誤操作による急発進を防ぐ「AT誤発進抑制制御(前進時)」
  • ・安全運転をサポートする「警報&お知らせ機能(車線逸脱警報)」

ver.3になって3つの性能が追加された

一方、現在の主流となっているver.3は、以下の5種類となっています。

  • ・危険を予測し衝突を回避、または被害を軽減する「プリクラッシュブレーキ」
  • ・バック時の衝突を避ける「後退時自動ブレーキシステム」
  • ・車間距離を制御し渋滞を快適にする「全車速追従機能付クルーズコントロール」
  • ・誤操作による急発進を防ぐ「AT誤発進抑制制御(前進時・後退時)」
  • ・車線からはみ出しにくくする「アクティブレーンキープ」
  • ・全運転をサポートする「警報&お知らせ機能(車線逸脱警報)」

Ver.2とver.3の違いは以下の3点です。

  • ・後退時にも自動ブレーキが働くようになった
  • ・AT誤発進抑制制御が後退時にも働くようになった
  • ・アクティブレーンキープが追加された

プリクラッシュブレーキの性能もver.3では向上しており、衝突回避または被害軽減に必要な前方車両との速度差が50km/h以下に拡大されています。

プリクラッシュブレーキの性能は優秀

続いて、アイサイト(ver.3)の実際の性能を検証してみましょう。

まず、アイサイトの肝ともいえるプリクラッシュブレーキの性能についてです。

前方の車両が停止しているケースでドライバーがブレーキを踏まなかった場合、50km/h以下の速度であれば着実に緊急ブレーキがかかります。そのため、十分な余裕をもって衝突を避けることができるでしょう。

また、前方の車両がゆっくりと走行中(渋滞時などを想定)に、ドライバーがブレーキを踏まないまま60km/hで接近した場合も、衝突回避が可能です。

さらに、歩行者の検知ができるのもアイサイトの特徴です。たとえば、横断中の歩行者に見立てた人形に55km/hの速度でノーブレーキで接近しても、衝突する前に停止します。

車両の場合も歩行者の場合も、ステレオカメラがかなり手前から認識するので、十分な距離を保ったままブレーキがかかり、スキール音が出るほどの唐突な急ブレーキにはなりません。

全車速追従機能付クルーズコントロールも実用性高し

次に、全車速追従機能付クルーズコントロールの性能を検証します。クルーズコントロールとは、わかりやすくいえば高速道路などでアクセルやブレーキ無しで運転できる技術のことです(速度を自動でコントロールしてくれる)。

まず、停車状態でセットできるのは大変便利です。

いったん走り出すと、アクセルやブレーキの操作なしに前方の車両に追従できます。中速~高速域での車間距離はおおむね適切で、ドライバーの感覚と合致しています。

ただし、渋滞でのノロノロ運転のときは車間距離がやや短すぎる傾向があります。そのため、前方の車両の加減速に対しての挙動が唐突になりがち(強めのブレーキがかかったり加速したりと忙しい)です。

また、前方の車両との車間距離が大きく開いている場合、認識=自動追従走行ができなくなるケースがあります。

これはレーザーレーダーよりも検知距離の短いカメラ方式特有の弱点です。

また、となりの車線の車が急な角度で唐突に割り込んでくると、システムが認識ができず、ドライバーがブレーキを踏まなければならないケースがあります。

車線逸脱警報とアクティブレーンキープの動作は確実

次に車線逸脱警報の動作精度です。

アイサイトでは、車線からはみ出しそうになると確実に警報音と表示により注意をうながしてくれるので、信頼できます。

また、アクティブレーンキープも、ふらつきによって車線からはみ出す前にステアリング操作をアシストして車線中央に引き戻してくれるので、動作に問題なしです。

眠気があってフラフラ運転になってしまった場合でも、となり車線の車との衝突を未然に防ぐことができます。

アイサイトの長所と短所のまとめ

以上の検証結果から、アイサイトの長所と短所は以下のようにまとめられます。

長所

  • ・車でも歩行者でも、一定の速度以下なら自動ブレーキが確実に作動する
  • ・クルーズコントロールは、多くの状況でドライバーをペダル操作から解放してくれる
  • ・車線逸脱警報とアクティブレーンキープも信頼できる

短所

  • ・クルーズコントロールは、低速走行時の車間距離や、遠くにいる車両の検知性能にやや難あり

結論:アイサイトは、あった方がよい!

結論として、アイサイトはいらない、などということは決してありません。

この種の安全運転支援システムはまだ発展途上にありますが、スバルはほかのメーカーに先駆けて手掛けてきたこともあり、アイサイトの性能は他社の類似システムと比べればかなり完成度が高くなっています。

もちろん、あくまでもドライバーをアシストするための装備なので、アイサイトに任せきりにしてぼんやりと運転するのは危険です。

しかし、その性能や機能を過信さえしなければ、アイサイトはまさかの場合の危険を回避する強い味方になります。

人間の判断力や注意力には限界があるので、とっさの事態に対応できないこともあるでしょう。

そんな人間の能力を補佐してくれるアイサイトは、絶対にあった方がよい!と断言できます。

もし、いま乗っている車にアイサイトのような安全運転支援システムが搭載されいない場合は、車の買い替えを検討しても良いかもしれません。

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この記事を書いた人
車谷よしひこ

千葉県在住、1988年生まれの30歳。フリーランスのライターとして雑誌やWebで執筆しています。現在の愛車はボルボ・V60。平成24年式と少し古めですが、元気に走ってます!【くわしいプロフィール】



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